LinuxMintを愛用しているのですが、
gcloudのコマンドを利用するために、Google Cloud SDKをインストールして
Ubuntuのリファレンスに沿っておこなったらうまく行かなかったのでまとめました。
公式リファレンスじゃだめ???
公式ファレンスを見るとUbuntu用のインストール方法が載っていたので、従って操作を行ってみると
# Create environment variable for correct distribution
export CLOUD_SDK_REPO="cloud-sdk-$(lsb_release -c -s)"
# Add the Cloud SDK distribution URI as a package source
echo "deb http://packages.cloud.google.com/apt $CLOUD_SDK_REPO main" | sudo tee -a /etc/apt/sources.list.d/google-cloud-sdk.list
# Import the Google Cloud Platform public key
curl https://packages.cloud.google.com/apt/doc/apt-key.gpg | sudo apt-key add -
# Update the package list and install the Cloud SDK
sudo apt-get update && sudo apt-get install google-cloud-sdk
インストール途中でパッケージが見つかりません!
パケージがおいてあるURLを辿っていくと、そこにはUbuntuの開発コードネームが書かれたリポジトリが見つかります。
それからどしたの
こちらのLinuxMintのリリースバージョン表を見ると
https://linuxmint.com/download_all.php
CODENAME → ミントのコードネーム
PACKAGE BASE → Ubuntuのコードネーム
が記載されています。
公式リファレンスのコマンドだと
lsb_release -c -s
ミント用のコードネームが取得されるので対象のパッケージが見つからない状態でした。
なので対応するUbuntuのパッケージをダウンロードしてみます!
下記のコマンドでバージョン確認すると対応表にもあったUbuntuのバージョンは
cat /etc/os-release
UBUNTU_CODENAMEとして記載されているのでこれを利用します!
記載時点ではLinux Mint 18を利用していて、コードネームは「Sylvia」
対応するUbuntuのコードネームは「xenial」
export CLOUD_SDK_REPO="cloud-sdk-$(sed -n -r 's/UBUNTU_CODENAME=//p' /etc/os-release)"
※正規表現苦手なので、もっと良いのあるかも
確認
echo $CLOUD_SDK_REPO
-> cloud-sdk-xenial
※ちなみにこちらへの書き込みは追記なので、一回削除しておいたほうがよいかもです。
/etc/apt/sources.list.d/google-cloud-sdk.list
公式リファレンスの手順で環境変数「CLOUD_SDK_REPO」を設定する箇所を今回の方法で置き換えて実施しましょう!
コマンドがインストールできたか確認
gcloud --version
できましたね!!