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【ESP32】ロケットの電装を制作してみた話

Last updated at Posted at 2018-06-05

制御が必要

電子工作を初めてまもない私がしばらくやっていて変わったことがある。例えば、冷蔵庫でも最近のものは手をかざすだけで扉が開閉する仕組みの物が多い。
これは、人感センサーで手の存在を判定し、マイコン=制御部を通して、ドアパッキンが解除したりしているんだなあと仕組みを考えるようになった。
意外と簡単な仕組みだなあ!と思いつつ、完全な動作を実行するまでの設計やエラー、実装はやってみると血の滲むよう。

電装

電装自体の基礎部は完成した。
フライトピンが解除されると(=ロケットの発射)、ロケットに載っているセンサーデータを取得して、そのデータでパラシュートを開閉するといったもの。

完成したものはこんな感じ。

fullsizeoutput_3.jpeg

開発途中。テスト用のマイコンと動作用のマイコンが仲良く並んでいる。

IMG_6028.JPG

材料

  • Arduino IDE
  • ESP-WROOM-32
  • MPU9250[9軸センサー]
  • BMP180[温度湿度気圧センサー]
  • CK-40[microSDモジュール]
  • SG92R[サーボモーター]
  • 9V電池
  • 三端子レギュレータ(9Vから降圧)

困った点

  • SDモジュールとの連携(SPI通信の不良)
  • ESP32の度重なる書き込みエラー

ESP32では指定ピンや電子回路、ドライバの問題で度重なるエラーが出た。本来ならArduino類のAVRマイコンで実装するのだが、新しいマイコンにチャレンジしたいとのことでESP32を選んだ。だから、エラーの連鎖には少し泣きそうになった。

プログラム

githubを見て!
おそらくまだ修正箇所はあるので随時編集していくよ!

習得した点

  • ハードウェアに関する興味
  • I2CやSPI,PWM制御に関する知識
  • Arduino環境の基礎理解とプログラム
  • 簡易な電子回路を組む力
  • 下手な半田付け能力(もっと練習せねば)

今後の課題

  • デバッグ能力もっとくれ
  • GPSモジュールや高温度センサーの使用(別基盤)
  • パラシュートにおける分離にプログラムの微調整
  • 取得センサー値における初期値の微調整
  • データを解析しやすいように(csvに投げれるように)微調整
  • 固定

ハード関連で今後したいこと

  • XbeeやTwe-liteなどの無線通信の活用
  • AWS IoTを使ったサーバーレスなIoT
  • KiCADマスター

参考文献

ESP32勉強会③

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