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「AWS Certificate Manager (ACM)」で発行した「パブリック証明書」を「お名前.com」でDNS検証する方法

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はじめに

既に「お名前.com」で契約済みのドメインに「AWS Certificate Manager (ACM)」で発行した「パブリック証明書」をDNS検証で紐付ける手順を説明します。

「AWS Certificate Manager (ACM)」にて「パブリック証明書」を発行する手順

  1. AWSコンソール画面のサービスメニュー(または検索ボックス)より「Certificate Manager」を選択します
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  2. 「AWS Certificate Manager (ACM)」画面の左メニュー「証明書をリクエスト」をクリックします
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  3. 証明書タイプとして「パブリック証明書をリクエスト」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします
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  4. 下記情報を設定し、「リクエスト」ボタンをクリックします

項目名 設定内容 補足情報
完全修飾ドメイン名 証明書を利用するドメイン名を入力
検証方法 「DNS検証・推奨」選択
キーアルゴリズム (任意で設定) 本手順では「RSA 2048」を選択
タグ (任意で設定) 本手順では設定しない

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  1. 発行された証明書のステータスが「保留中の検証」になっていることを確認し、「証明書を表示」、または一覧の対象の「証明書ID」をクリックします
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  2. 次の手順で使用するため、「ドメイン」部分に記載された「CNAME名」と「CNAME値」をメモします
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「お名前.com」で「パブリック証明書」をDNS検証する手順

  1. 別画面で「お名前.com Naviログイン」にアクセスして、証明書を紐付けるドメインを契約している「ID」と「パスワード」で「ログイン」します

  2. 遷移した画面で「ネームサーバーの設定」タブをクリックします
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  3. 「ネームサーバーの設定」画面の「ドメイン一覧」から対象のドメインを選択し、「次へ」ボタンをクリックします
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  4. 遷移した画面の「DNSレコード設定を利用する」部分の「設定する」ボタンをクリックします
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  5. 「DNS設定」画面のレコード追加用の入力欄に下記の情報を順番に設定し、「追加」ボタンをクリックします(「TYPE」を変えると入力内容がクリアされるため注意する)

項目名 設定内容 補足情報
TYPE 「CNAME」を選択
TTL (任意で設定) 本手順ではデフォルト「3600」を設定
状態 「有効」を選択 デフォルト「有効」
ホスト名 上記で発行した証明書の「CNAME名」をドメイン名が被らないように、後ろの部分を削って入力 本手順の場合は、ドメイン名が「xxxx.com」であるため、「(~省略~).aaaa.xxxx.com.」のドメイン部分を削って「(~省略~).aaaa」と入力
VALUE 上記で発行した「パブリック証明書」の「CNAME値」の最終文字の「.(ピリオド)」部分を削って入力 本手順の場合は、「(~省略~).mhbtsbpdnt.acm-validations.aws」と入力

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  1. 追加した「CNAME」のレコード情報が表示されていることと、そのほかの設定に変更がないことを確認のうえで、下部の「確認画面へ進む」ボタンをクリックします
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  2. 「DNS設定確認」画面の「現在のDNSレコード設定状況」ブロックに追加した「CNAME」のレコード情報が表示されていることと、そのほかの設定に変更がないことを確認のうえで、下部の「設定する」ボタンをクリックします
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  3. 「お手続き中」画面後に「DNSレコード設定完了」画面が表示されることを確認します
    image.png

  4. DNS設定が反映されるまで、しばらく時間がかかりますが、「AWS Certificate Manager (ACM)」画面で証明書一覧内の当該証明書のステータスが「発行済み」になっていることが確認できれば完了となります
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おわりに

以上が、「AWS Certificate Manager (ACM)」で発行した「パブリック証明書」を「お名前.com」でDNS検証する方法となります。

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