はじめに
Cloud9 はお手軽に統合開発環境を用意できて素晴らしい。
でもやっぱり、ローカルで VS Code 立ち上げたりした方がプラグインが充実していて良い感じだったりする。
とは言え、Cloud9 で開発せざるを得ない状況というのも発生するわけで、使い方をちゃんと知っておくと強力な武器になることは間違いない。
そんな中、2021/2/10 に Git visual source control integration というのがローンチされたらしいので、これは試してみなければなるまい!
Git visual source control integration って何だ?
要は、VS Code の Source Control と同じだ。
Cloud9 の以下のボタンで参照できる、リポジトリの状態確認ができる機能だ。
いろいろな状態を確認してみる
git pull
したり git push
した直後は、以下の状態になっている。
この状態で、ファイルを編集して保存してみよう。
Changes の状態に変わった。
ここで、01_main.tf を右クリックして、Open Changes
を選択すると、変更前後の差分を確認することも可能だ。
さて、この状態で、git add
するか、ファイル名の右に出ている「+」をクリックしてみよう。
すると、
Staged Changes
に状態遷移する。
なお、ここで、ファイル名の右の方に表示される「-」をクリックすると、Changes
の状態に戻る。
では、次は、Message
のテキストボックスに適当なコメントを入れて Ctrl+Enter をしてみよう。git commit
でも良い。
すると、最初の No Changes detected.
の状態になる。
残念ながら、Commit してまだ Push していない状態をビジュアルで確認することはできないようだ。
※もちろん、コンソールから git log --graph
すれば確認は可能。
ここから、右クリックをして、Push
なり Undo Last Commit
をすれば良い。
これ、何気にあまり注目されていないように見えてけっこう便利なアップデートだと思う。
Cloud9 のこれからに期待だ!