はじめに
- 色々な諸事情あって、Spring開発環境を作りました。
- 合間合間でしたが、順調に嵌りながら計3,4時間ほどで構築できました。
- 今後もSpring関連は色々進めてみたいとおもいます。
環境
# | OS/ソフトウェア/ライブラリ | バージョン |
---|---|---|
1 | Mac OS X | EI Capitan |
2 | Java | 1.8.0_111 |
3 | Tomcat | 8.0.43 |
4 | Eclipse | 4.5 Mars |
5 | Maven | 3.5.2 |
6 | Spring | 3.1.1.RELEASE |
Homebrewから各種インストール
brewを更新
brew update && brew upgrade && brew cleanup
Java
インストール
brew cask install java
PATHの設定
export JAVA_HOME=`/usr/libexec/java_home -v 1.8`
Tomcat
インストール
brew install tomcat
Maven
インストール
brew install maven
PATHの設定
export M2_HOME=/usr/local/Cellar/maven/3.5.2/
export M2=$M2_HOME/bin
export PATH=$M2:$JAVA_HOME:$PATH
Eclipseのインストール
Marsのダウンロード
※ Eclipse IDE for Java EE Developersを選択してください。
インストール
Eclipse.appを/Applications配下に置いてください。
各種プラグインダウンロード
日本語化プラグイン
http://mergedoc.osdn.jp/#pleiades.html
※ ページ下部のPleiades プラグイン・ダウンロードからダウンロードしてください。
JStyle
http://mergedoc.osdn.jp/#jstyle.html
日本語化
/Applications/Eclipse.app/Contents/Eclipse/plugins/以下に解凍したプラグインのjp.sourceforge.mergedoc.pleiadesディレクトリを配置してください。
/Applications/Eclipse.app/Contents/Eclipse/eclipse.iniを開いて書きを追記してください。
-Xverify:none
-javaagent:/Applications/Eclipse.app/Contents/Eclipse/plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
JStyle
/Applications/Eclipse.app/Contents/Eclipse/plugins/以下に解凍したプラグインのjarを配置してください。
Ecelipseの初期セットアップ
起動後、画面左上部の環境設定を開きます。
- 「Java > コンパイラー」 からJavaのバージョンを1.8にする。
- 「Java > インストール済みのJRE」 からJava SE 8を追加する。
- 「一般 > JStyle」 の設定を調整する。
- 「一般 > Webブラウザ」 の設定をする。
- プロキシ設定が必要な場合、 「一般 > ネットワーク接続」の設定をする。
Tomcatの接続設定
起動後、画面左上部の環境設定から、 「サーバー > ランタイム環境」 を開きます。
- 追加から「Apache > Apache Tomcat v8.0」を選択し、次に進みます。
- 名前とTomcat インストール・ディレクトリーを入力します。ディレクトリは以下となります。
/usr/local/Cellar/tomcat@8.0/8.0.43/libexec
SpringとMavenプラグインのインストール
STSのインストール
- 画面上部の「ヘルプ > Eclipseマーケットプレイス」を開きます。
- 検索窓にSTSと入力し、インストールします。
Mavenプラグインのインストール
-
画面上部の「ヘルプ > 新規ソフトウェアのインストール」を開きます。
-
検索窓にSTSと入力し、インストールします。
-
画面上の「ウィンドウ > ビューの表示」からプロジェクト・エクスプーローラーを開きます。
-
追加ボタンから以下を設定し、インストールします。
Maven
http://download.eclipse.org/technology/m2e/releases
Springプロジェクトの作成
- 画面上部の「ファイル > 新規 > Spring レガシー・プロジェクト」を開きます。
- プロジェクト名を入力し、テンプレートからSpring MVC Projectを選択し、次に進みます。
- パッケージ名を入力し、完了します。
プロジェクトの初期セットアップ
プロジェクトを右クリックし、プロパティを開きます。
- 「Java コンパイラー」 からJavaのバージョンを1.8にする。
- 「Java ビルド・パス」 からJava SE 8を追加する。
依存関係のインストール
- プロジェクトを右クリックし、「実行 > Maven clean」を実行します。
- 同じく、「実行 > Maven install」を実行します。
プロジェクトの起動
- プロジェクトを右クリックし、「実行 > サーバーで実行」を実行します。
- 手動で新規サーバーを定義から、「Apache > Apache Tomcat v8.0」を選択し、次に進みます。
- プロジェクトを構成済みに追加し、完了します。以下のようなページが表示されれば成功です。
嵌った点、よくわからなかった点
- Eclipseの導入
Eclipseにも様々なバージョンやPleadesを直接使うや、本家からダウンロードまたはHomebrewからインストールなど選択肢が多数あります。
- プロジェクトの作り方
最初はMavenプロジェクトからSpring環境に昇格させていくような形で行っていましたが、
様々な設定方法があるのでよくわからなかったです。
また、途中STSといったテンプレートが作れるパッケージを見つけられたおかげでだいぶ楽になりました。
- Tomcatの正常実行
色々いじくると実行環境が壊れてしまし、どこをいじればいいのかわからなくなってしまった。
ワークスペースを消してやりなおすのが吉。
- 依存関係の解消方法
pom.xmlに追加するだけでは駄目で、Maven使ってインストールする手順が必要なのを運で知ることができた。
よく理解していない点
- Spring、Spring MVC、Spring Bootなどの違い
この辺、調べるときにきちんと絞れていないと嵌まる恐れあり。
- MavenとGradleの違い
Gradle使ってみましたが、xmlの設定を自前でやらないといけない?
Mavenはすべて画面ポチポチでできた。