1.今回の読んだ記事
No.14 コードレビュー
著者: Mattias Karlsson
2.記事の概要
コードレビューはコードの誤りを指摘するだけでなく、チーム全員に同じ知識を共有させること
- 友好的な態度で参加する
- 単に誤りを探すだけでなく個人のコードについて学び、理解することを心掛ける
- 新人でも違う着眼点からの気づきができる
- できるだけ砕けた雰囲気でレビューを楽しいものにする
3.この記事を選んだ理由・感想
理由
コードレビューを実施する際の着眼点について、「間違いを指摘するだけではない」ということを本記事で学んだので共有したかった。
また、チーム全員に同じ知識を共有させることも重要だと感じたから。
感想
これまで、自分の間違いを指摘してもらう以外にも、他人のコードから学ぶ・情報を共有するといった観点でレビューできていなかった。
自分のチーム以外の人のソースコードから学んでみたいと思った。
(早速、コロナ対応サイトのOSSなどを眺めてみたとのこと)
4.議論
このエッセイで書かれているようなソースコードレビューをするのは今の業務だと難しいかも
- 本文より:曜日を決めて毎週実施する・レビュー時間を2時間かける
- このやり方で実施するには、現在の業務とはフローが違いすぎる
- エッセイのやり方は、勉強会のようなスタイルは合うかもしれない
普段実施しているソースコードレビューの「観点」は何ですか?
- 見やすいコードかどうかをチェックする
- 変数、メソッド名などの命名
- 無駄な処理がないか、代替で利用できるライブラリがないかも提案する
- 処理が停止するところに着目して、おかしな値が入ることがないのかを見る(例えばNULLが入る可能性など)
- 設計書通りに作られているか
他のチームの皆さんは、どのようなやり方でレビューを実施していますか?
- 基本は全員参加で実施
- チームメンバーが全員同じ知識にしたいので、全員参加としている
- 対面実施のときは、レビューされる人がすべての説明を行う
- 担当機能に対する理解度を確認したいから
- 対面でやるのは情報共有としてはよいが、参加しているだけで理解した気になってしまう可能性もあるので注意している
レビューの雰囲気については筆者の言う通りだと思う
- あまり熱心にやりすぎなくてもいい
- コードレビューの中でバグの発見は難しいため、隅々まで見るほど熱心にならなくてよい気がする
- 簡単なものなら回覧でもよいかもしれない
- 嫌な気分で会議をやりたくない
- ソースコードレビューだけではなくて、会議の雰囲気は大事!
まとめ
「砕けた雰囲気でレビューを楽しいものにする」 という点。
本会議の雰囲気はどうだろうか、あらためて考えた。
批判や指摘などは無いので悪いものではないと思うが、若手などは意見が言いにくくなってはいないか。
懇親も兼ねているので、誰でも言いたいことを言えるようにしたいと思う。
次回に続く。