コロナウィルスの影響により、テレワークの推進、印鑑の廃止議論などが進んでいます。
テレワークもこれから進化しているものと思われます。
契約書などの作成もデジタル化され、セキュリティーの向上も進んでいきます。
オランダでは既にFillTheDocのような契約書自動作成ツールが開発され、それらを質問に答えながら自動的に契約書が作成されるツールが公開
されています。
これにハイブリッドブロックチェーンのLTO NetWorkにリンクすることにより、より安全でシームレスに契約書のやり取りが迅速に行うことが可能になりました。
日本語が果たして使えるのかどうか検証してみました。
FillTheDoc
へアクセスしてログインします。
すると編集画面が表示されます。ダッシュボードです。
すでに検証用としてテンプレートを作っています。
作成する時は右上の「New Template]のボタンをクリックします。
するとこんな感じになります。
FillTheDocは日本語対応はしていませんが、日本語入力はできます。
しかし、文章を作成して右上の緑色のボタン「PUBLISH」をクリックして有効化するとエラーになります。
これを有効化すると、自動化できます。日本語に対応していかいから、システムとしてエラーになるのでしょう。
そこから先に進めません。
Stepをクリックするとその文章のカテゴリーやラベル入力などが設定できます。
ページを最初の画面に戻します。
「Fields」は、何の意味の設定なのかわかりません。ネームとカテゴリーの備考などの入力画面が表示されます。
「Styles」はワードでいうヘッダーやフッターの設定です。画像などをドラッグアンドドロップで入れることが出来ます、
「Disclaimers」免責事項を入力しておくことができます。
右上に「New Disclaimers」ボタンがあり、それをクリックすると以下のような入力画面が表示されます。
その他、テンプレート作成画面に日付やメールアドレスなどの設定メニューもあるのですが、テンプレートが有効にならないとテンプレートに反映できません。
テンプレート作成画面に戻り
左側の日付や時給や給与などを入力する画面があるのですが、それらを設定すると以下のように入力フォームがテンプレートの隣に表示されます。
残念ながら時給はユーロです。
円がありません。
日本にまだ対応していないので当然ですが。
これらのテンプレートをあらかじめ、有効化してJavaScriptコードを社内システムなどに貼り付けるのでしょう。
テンプレートの仕様もEU向けで、日本向けに使用するにはカスタマイズが必要かも知れません。
その上で、あらかじめ日本向けのテンプレートを複数作成しておき、顧客のシステムに導入する形。
プログラマーやSEが間に入らないと敷居が高いです。
直感的に操作するには難しいです。
PandaDocの場合はリンク先の記事を読むと分かるように、日本語に対応していなくても直感的に操作ができます。
見積書の作成もできるし、商品カタログに見積書を埋め込めるようです。
このPandaDocを利用する場合、アカウントを作成してお試し期間の後に有料になります。
ここがfikkthedocとの違いです。
フリーランスなどが利用するには敷居が高いです。
fikkthedocは最初は無料です。
fikkthedocが日本人にも操作できるように、今後の進化を期待したいです。
また他にHotdocsなどの契約書作成ツールがあります。
LTO NetWorkJapanのプログ
にも書いてあるように1993年に設立していますが、同年にHotDocsがリリースしています。
テンプレート作成画面がワードに似ていますが、直感的に操作するには厳しいと思います。
日本語化もされていませんし、費用が分からない、個別の見積もりのようですね。
その辺は、fikkthedocの方が安いと思います。
今後、コロナの影響によりリモートワークが発達すると思います。
何故なら、ニュースを見たのですが、リモートワークの方がメリットが高いことに気づいた企業が出ています。
事務費や通勤費を節約できるし、印鑑の廃止議論が高まっていますが廃止になれば契約書や見積書をネットでやり取りすることが出来ます。
問題はセキュリティーですが、fikkthedocなどはハイブリッドブロックチェーンのLTO Networkとリンクすることでより安全に迅速に
契約書の終結が可能になると思います。
EUも日本への渡航が可能になります。
進出に期待したいですね。