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【Houdini】クリーンアップに使えるSOPまとめ

Last updated at Posted at 2021-11-02

Houdiniで不正ポリゴンの修正やノーマルの平坦化といったデータのクリーンアップに使えるSOP群。随時追加。

#Cleanup
クリーンアップの王道。不正ポリゴンや孤立点を削除したり、NaN浮動小数点を含んだPointを削除できる。
HoudiniはMaya等と違ってPointを単独で扱える関係上孤立点が発生しやすく、Booleanで不正ポリゴンを発生させながら強引にモデリングせざるを得ない場面も多いので、エクスポート前にこのノードを挟むのはほぼ必須である。

#Fuse
王道その2。近接点や重複したPointをスナップ・結合する。Booleanを使った場合にこれを挟むことが多い。
これを使うと結合したPointに帰属したNormalが荒れるので、基本的に後述のNormal SOPとセットで使う。

#Normal
Normalを計算するSOPであるが、歪んだNormalが混在していても全て再計算するので、Normalの正規化・平坦化に使える。
特にBooleanを使った際、Fuse SOPを使ってクリーンアップするとほぼ間違いなくNormalが荒れるので、Vertices(必要ならPrimitivesも)を対象にこれを挟んでおくことはほぼ必須になる。Cusp Angleは30~60がおすすめ(高すぎても不必要な対象を拾いすぎてあまり良くないようである)。

#Facet
汎用性の高いノードであるがクリーンアップにおいてもポイントの結合からNormalの正規化・平坦化、縮退ポリゴンの削除など、幅広い需要を単独で満たせる。

#Divide
凹ポリゴンを修復したり、Primitivesを全て三角ポリゴンや四角ポリゴンに変換できる。
これを挟んでおくだけで多角形ポリゴンは一掃でき、ポリゴンの最大頂点数(三角形か四角形か)も出力先のソフトに合わせてコントロールできるので非常に便利。

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