NHK主催のハッカソンに参加してきたんですけども、技術提供されてた電話アプリケーションを開発できる twilio、これがすごく面白かったので、そのときの導入メモ。
アカウントをとる
トライアルアカウントとります。
http://twilio.kddi-web.com/
必要項目を記入して
電話番号を登録すると認証コードがSMSで送られてくるので入力します。
電話番号がひとつ発行されます。
この番号をつかって次の4つのテストができます。
- 電話をかける
- 電話をうける
- SMSを送信する
- SMSを受信する
メッセージをいれて電話をかけると、トライアルアカウントの断りが入ったあとに設定したメッセージを機械音声で読み上げてくれます。
テストを終えるて次へすすむボタンをクリックするとダッシュボードへ遷移します。
twiMLで実装する
最初ちょっとイメージが湧きにくいのですが、電話番号ごとに発信/受信を制御する twiML という独自のマークアップ言語で開発するイメージです。
トライアルで発行された電話番号にかけるとメッセージを返す自動応答をつくってみます。といってもめちゃくちゃ簡単でわずか4行でできてしまうのですが。
メニューから「電話番号」へ移動します。
適当なサーバにホストした twiML のURLを Request URL 設定します。
twiML はこんな感じ。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<Response>
<Say voice="woman" language="ja-jp">こんにちわ、こんにちわ。ゆっくりしていってね</Say>
</Response>
ちなみにtwiMLの仕様はこちらから https://jp.twilio.com/docs/api/twiml
音声合成でしゃべらせたり、音楽再生させたり、いろいろおもしろいことできそうですね。
これで電話をかけると合成音声が応答しれくれます。
まとめ
この twiML を動的に生成したりしてより高度なアプリケーションをつくっていく感じですね。今回はふれていませんが発信用のアプリケーションももちろん開発できるようです。
それにしても電話を開発できるなんてかなり面白いですね。
ちなみに、私はトライアルで発行された番号がアメリカの番号だったんですが、これまでの人生で国際電話なんてほとんどかけたことなんてないので、iPhoneから発信する場合ちょっとハマりました。国際プレフィックス番号なんて知らないって人は次の記事読んでおくと幸せになれると思います。