QrioでできてSESAMEでできないこと
先日のAmazonのPrimeDayでSESAMEが安くなっていたので購入しました。
その際、類似商品のQrioとどっちを買うか迷ったのですが、APIを公開しているSESAMEを選びました。
Qrioの新型では、QrioKeyという専用のリモコンがオプションで発売予定だそうで、それがSESAMEでも出来ればと思ったのが、SESAMEを動作させるためのトリガーを色々考えてみようと思ったきっかけです。
SESAMEのトリガーとして使える物
以下に自分が試してみたトリガー一覧をおススメ度(min:1~max:5)と共に列挙します。
スマホ(動作環境: Android、huawei p10lite)
公式アプリ
おススメ度:3
SESAME公式が出してる公式アプリです。
アプリ起動後から、約5秒~10秒ほど操作が出来るまで時間がかかる。
IFTTT(ボタン)
おススメ度:4
スマホにIFTTTのボタンウィジェットを作って、IFTTT経由で動作させる方法。
スマホのロック解除時間+5~10秒程で開けられる。スマホを指紋認証などですぐにロックが解除できる人にはおススメの方法。
IFTTT(GPS)
おススメ度:2
IFTTTのGPS機能を使って、動作させる方法。
使えなくもないが、開錠・施錠をした瞬間はドアから距離が離れているため、鍵の状態を確かめられないのがネック。
うまく動作しない事もしばしばある。
SESAME公式GPS
おススメ度:1
SESAME公式のGPSアンロック・ロック機能。
動作の通知が来ない為、IFTTTのほうが使い勝手が良い。
スマートウォッチ(動作環境: Ticwatch E)
google assistant
おススメ度:5
Ticwatch EにはGoogleAssistantが搭載されているため、
IFTTTで「this」をgoogle assistant、「that」をSESAME公式サービスに設定し動作させる。
処理時間は3~5秒ぐらい。
IFTTT(ボタン)
おススメ度:3
IFTTTのボタンをスマートウオッチから押下する方法。
IFTTTのボタンの画面を出すのに時間がかかるため、上記Google Assistantを使うほうが良い。
その他デバイス
動作環境:Qmote S
おススメ度:5
Qmote S というデバイス(Amazonで約4000円程度)を用いて、IFTTT経由で動作させる方法。
500円玉より一回り大きいほどのデバイスで、スマホカバーにストラップ代わりにつける。
物理ボタン押下のワンアクションのみで、開閉動作ができる。自分が試した中ではこれが一番使いやすかった。
処理時間は3~5秒程度。さらに処理時間を早めたいなら、IFTTTのthat側をwebhookにして、SESAMEのAPIを叩けば早くなるかもしれない。
(補足:Qmotesのhttpリクエスト機能は、カスタムヘッダーを指定できないため、SESAMEのAPIを叩くことができなかった。IFTTTのwebhook機能を使ってAPIを叩いてください。)
(追記)2019年ごろに、QmoteSのアプリからIftttが直接呼べなくなったので、Iftttのwebhooksを経由する必要あり
APIによるwebhooksの参考サイト:
SESAMEスマートロックのAPIを使って、1ドア2ロックを1タップでコントロール
動作環境:リモートシャッター + ラズパイ等linuxサーバー
おススメ度:3
リモートシャッターを押した時に、ラズパイ等linuxサーバーから、
SESAMEのAPI呼び出しで開閉を行う方法。
リモートシャッターがゴツイため、スマホのストラップ等にするには
無理があった。上記Qmote Sのほうが使い勝手が良かった。
参考サイト:
わずか300円でIoTボタンを作る方法
その他試していない方法
SESAME公式ノック機能(iOSのみ)
SESAME公式のノック機能で動作する方法。iPhoneを持っていないため、未確認。
Apple Watch
Apple WatchのSESAME公式アプリから動作させる方法。
試していないが、これもアプリを起動させるに時間がかかるのではないだろうか。
Apple WatchのsiriからIFTTT経由で動作させたほうが早いかもしれない。