4cm角サイズだけれど、CPU は 64bit のクアッドコア、ギガビットイーサも持っている Linux基板。
イーサーとタイプAのUSBが一つあるだけで、音声や HDMI 出力等はなし。
基本、SSH などで接続して使う感じ。でも小ささは正義(笑)
低スペックで低価格の Nano Pi NEO 512MB もあるので注意!!
こっちで十分という方は利用シーンに合わせてチョイスしてください。
入手方法
秋月電子のホームページ http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-12302/ から通販するか、
秋葉の秋月電子に直接足を運んで、入り口前の平台の奥側にある。箱なしなので見つけにくいかも。
熱暴走が怖いなら、専用ヒートシンクも買っておくこと。http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-12303/
microSD の作成
OSダウンロードページ
https://www.mediafire.com/folder/ah4i6w029912b/NanoPi-NEO2
の offical-ROMs からイメージをダウンロード。今回は FriendlyCore-Xenial とかを使う。
Win32diskimager を使って microSD に書き込み、本体に挿す。
nanopi-neo2_debian-nas-jessie_4.14.0_20171208.img.zip
→ Nas用NASケースキットとかと一緒に使う http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-12591/
nanopi-neo2_FriendlyCore-Xenial_4.14.0_20171208.img.zip
→ 一般的な利用はこれかな?
nanopi-neo2_ubuntu-oled_4.14.0_20171208.img.zip
→ NanoHat OLED を使う時はこのイメージを使うと楽。
接続
起動するとDHCPでネットワークにつながる。IPアドレスを調べて、ssh で接続する。
初期の接続ユーザは root パスワードは fa。非 root ユーザとして pi パスワードは pi がある。
両方ともパスワードはすぐ変更しておくこと。
npi-config
コマンドラインユーティリティ。言語設定とかアップデートとかできる。
CPU温度の表示
cat /sys/class/thermal/thermal_zone0/temp で表示された値を 1/1000 した値。1つだけ表示される。
または cpu_freq コマンドを実行。CPU毎に4つの情報が表示される。
ピンアサイン
GPIOを操作する
/root/WiringNP/gpio コマンドが使える。
gpio: Usage: gpio -v
gpio -h
gpio [-g|-1] [-x extension:params] ...
gpio <read/write/aread/awritewb/pwm/mode> ...
gpio readall/reset
gpio unexportall/exports
gpio export/edge/unexport ...
gpio pwm-bal/pwm-ms
gpio pwmr <range>
gpio pwmc <divider>
gpio load spi/i2c
gpio i2cd/i2cdetect
gpio usbp high/low
gpio -g mode 1 in を実行すると gpioA1 BCM 1 が in になる。
5V とか 3.3v とスイッチ経由でつなげればボタン状態が取得できる
関連サイト
NEOケース [NEO-CS1]
Aitendo:Linuxシングルボードコンピュータ [NEO512M]対応ケース
NanoHat OLED
amazon:NANOHAT OLEDモジュール
加筆中