● はお薦め or 必須、▲ は場合によって。
ユーティリティ
● Homebrew
macOS 用パッケージマネージャーで、何かと使う。先ず最初に入れた方が良い。
Homebrewのページに行って、インストールコマンドをターミナルにペーストして実行する。
インストールが終わると「次にやること」みたいに以下が表示されるので、
そのままターミナルにコピペして実行。これを忘れるとパスが通らない。
echo 'eval $(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)' >> ~/.zprofile
eval $(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)
よく使うオプション
コマンドライン | 説明 |
---|---|
brew update | brewを更新 |
brew doctor | brewのエラーチェック |
brew list | インストール一覧 |
softwareupdate -l | アップデート可能一覧 |
softwareupdate -i "ラベル名" | アップデート実行。ラベルは上のコマンドで表示。 |
brew cleanup | 古いフォーミュラのファイルを削除 |
brew autoremove | 不要なフォーミュラのアンインストール --dry-run オプションでアンインストールせずに確認できる。 でも、これで必要なライブラリが消えて Python2 を入れ直す羽目になったので要注意。 |
● Java
Javaアプリを動かすために必要。
% brew install java # javaインストール
:パスや環境変数を設定しろと表示されるのでその通り実行。これをしないとパスが通らない。
% echo 'export PATH="/usr/local/opt/openjdk/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
% export CPPFLAGS="-I/usr/local/opt/openjdk/include"
% source ~/.zshrc
% java --version # バージョン確認
● VisualStudio Code
軽量コードエディタ。JavaベースなのでWindowsでもMacでも使える。
Microsoft の VisualStudio のエディタ部分だけパッケージングしたもの。
プラグインで色々な機能を追加できる。
% brew install --cask visual-studio-code
% code -v # バージョン確認
日本語化:View > Command Palette > Configure Display Language > 日本語 を選択
▲ nodebrew
複数バージョンの node を使いたいなら、Node.js のバージョン管理ツール。nodebrew を入れる。
複数のバージョンをインストールしたり、切り替えたりできる。
brew install nodebrew
▲ Google日本語入力
Google社が開発している開発している日本語入力システム(IME)。
Mac純正の日本語入力より変換がイイ感じだし、Windowsにも同じものを入れておけば、
同じような感覚で使える。まあ、お好みで。
ネットワーク
● Chrome
ブラウザ。開発者はサファリよりこっちで動作確認するニーズの方が高いのでは?
% brew install --cask google-chrome
※ --cask は GUIをコマンドラインからインストールするオプション。
▲ Zoom
Web会議アプリ。シェアは多いので、仕事で使っているなら入れておいた方が良い。
% brew install --cask zoom
▲ TownWiFi for mac
近くのフリーWi-Fiに自動で接続するノマドワーカー必須のアプリ。
※ フリーWifi にはセキュリティ上のリスクがあることを理解した上で使用すること。
※ 私物なら責任範囲だが、会社貸与のMacには入れない方が無難。
▲ FileZilla
ローカルとリモートのディレクトリやファイルの一覧を並べて表示して、
ドラッグ&ドロップでコピーや移動ができるFTPクライアント。
Firefox作ってるところが作ってる。
自分でWebサーバを持ってて、コンテンツアップロードを頻繁にするならあった方が良い。
普段使いなら無料版で十分。Pro版は有料で月額費用が掛かるので注意。
メディア
▲ Gimp for macOS
画像編集ソフト。絵とか画像を扱う人なら要れた方が良い。
お金が有り余っている人は Adobe社製品を使ってね。
% brew install --cask gimp
DB
▲ mysql
何かと使うデータベースなので、開発等で必要ならば入れておく。
インストール
% brew install mysql
セキュリティの設定
インストールしたままでも使えるが、mysql をセキュアにする。
初回だけ実行する。
rootユーザのパスワード設定、anonymousユーザ削除、rootユーザのリモートログインの禁止、テスト用のデータベースと接続を削除する。
% mysql_secure_installation
質問には基本 Yes で問題ないが、!!!rootユーザのパスワードは忘れないこと。!!!
起動
% mysql.server start
Starting MySQL
. SUCCESS!
バージョンの確認
% mysql --version
停止
% mysql.server stop
Shutting down MySQL
. SUCCESS!
完全に mysql をアンインストールしたい時
最新の homebrew に於ける mysql のデータの実体は
/opt/homebrew/var/mysql に保存されている。
brew uninstall mysql
を実行すると
/opt/homebrew/Caller/mysql と /opt/homebrew/opt/mysql は消えるが、
/opt/homebrew/var/mysql は消えないので、何度インストールしてもDBが復活する。
クリーンインストールしたい場合は、アンインストールのタイミングで
/opt/homebrew/var/mysql も削除してから再インストールする。
▲ Sequel Ace
Mac 用の MysqlのGUI管理ツール
% brew install --cask sequel-ace
▲ Mysql Workbench
MacでもWindowsでも使える MysqlのGUI管理ツール。
使い慣れている人は良いかもしれないが、高機能過ぎて扱いきれないかも。
% brew install --cask mysqlworkbench
mas-cli ターミナルから Mac App Store の操作をできるようにする
$ brew install mas
よく使うオプション
コマンドライン | 説明 |
---|---|
mas search 検索キーワード | アプリを検索 |
mas install アプリID | インストール |
Line のインストールなら・・・
$ mas search line
:
539883307 LINE (7.11.1)
:
$ mas install 539883307
その他
バッテリーセーブ
Chrome を使うとバッテリーの減りが著しくなるので Safari を使う。
または MacBook Pro の場合は
… → 設定(S) → 詳細設定▼ → システム → ハードウェアアクセラレーションが使用可能な場合は使用する をオフにする。
備忘録
説明 | 実ディレクトリ |
---|---|
iCloudドライブ | ~/Library/Mobile Documents/com~apple~CloudDocs/ |
homebrewのインストール先 | /opt/homebrew/opt/, opt/homebrew/Cellar/ |
その他のTips
- カタリナで Xcode のアップデートが何度も失敗する。 → Xcode を一度アンインストールしてから再度ストアからインストールすればOK。