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CarrierWaveを使って、ユーザー画像を設定する。

Last updated at Posted at 2019-05-17

はじめに

Webアプリを作成する時にユーザーのアバター画像を設定するためにCarrierWaveを使って画像をアップロードできるようにしました。その過程をメモしておこうと思います。

使用したgem

  • carrierwave
  • minimagick

CarrierWaveをインストールして画像をアップロードできるようにする

Gemfileにgemを追加します。

Gemfile
#画像アップロード
gem 'carrierwave'
$ bundle install

コマンドを実行します。

アップローダーの作成

$ rails g uploader image

imageのところは、ユーザー画像につけたい適当な名前(avaterや、imgなど)を記入してください。今回は、imageと名付けた場合を想定しています。
コマンドを実行すると、

create app/uploaders/image_uploader.rb

となり、アップローダーが作成されます。

モデルの関連付け

もともとuserモデルにはimageというカラムがあり、そこに画像のURLを格納するような仕様になっています。
/models/user.rbに以下を追記し、カラムの名前をmount_uploaderに指定します。

/models/user.rb
mount_uploader :image, ImageUploader

users_controller.rbを編集

userコントローラーのeditアクション(プロフィール編集画面)で、@userインスタンスを生成します。
そしてストロングパラメーターに:imageを記述します。
私が作成したアプリのユーザーモデルには名前、メールアドレス、パスワード、確認パスワード、自己紹介、画像のカラムがあるので、ストロングパラメーターを以下のように記述しています。

users_controller.rb
def edit
    @user = User.find(params[:id])
end

private
  #ストロングパラメーター
  def user_params
    params.require(:user).permit(:name, :email, :password, :password_confirmation, :introduce, :image )
  end

Viewを編集

/views/users/edit.html.erb
<%= form_for(@user) do |f| %>
   <% if @user.image? %>
      <%= image_tag @user.image.url %>
   <% else %>
      <%= image_tag "/assets/default.jpg", :size => '100x100' %>
   <% end %>
      <button type="button" class="btn btn-outline-secondary rounded-pill">
         <%= f.file_field :image, accept: 'image/jpeg,image/gif,image/png' %>
      </button>
  <%= f.submit '更新する', class: 'btn btn-primary' %>
<% end %>

<%= form_for(@user) do |f| %>
でフォームを作成します。@userはusers_controllerのeditアクションで設定したものを使用しています。

<% if @user.image? %>
で画像を設定したかどうかを確かめます。画像を設定していれば、設定した画像を表示します。
画像を設定していない場合は、
aseetsファイルの中のimagesファイルの中にdefault.jpgという画像を置いておけば、デフォルトの画像として設定され、表示されます。

<%= f.file_field :image, accept: 'image/jpeg,image/gif,image/png' %>
ここで画像を選択するボタンを作成しています。

<%= f.submit '更新する', class: 'btn btn-primary' %>
最後にここでプロフィールの更新ボタンを作成しています。

画像はどこに保存される?

AWSのCloud9では、
/public/uploads/user/image/○/
に格納されました。
user :モデル名
image :カラム名
○ :user.id
に対応した場所に自動でファイルが作成され、保存されました。

画像のリサイズ

今回、画像のリサイズには、minimagickを使用しました。
rmagickを使用したサイトを参考にしていたのですが、minimagickの方が容量が小さく、Rubyでは、扱いやすいと判断しました。

インストールの仕方などは、rmagickと変わらなかったです。

ImageMagickをインストール

まずはじめにImageMagickをインストールしないと、minimagickのGemはインストールできないそうです。

今回使用しているAWS Cloud9では、以下の文でImageMagickのインストールを行うことができました。

$ sudo yum -y install ImageMagick ImageMagick-devel

minimagickをインストール

次に、minimagickのGemをインストールします。
Gemfileを開き、以下の文を追記します。

Gemfile
#画像のリサイズ
gem 'mini_magick'

追記したら、

bundle install

を実行し、バンドルインストールを行います。
これでminimagickのインストールは完了しました。

image_uploader.rbファイルを編集

参考サイト様のrmagickでの記述を参考にファイルを編集しました。

image_uploader.rb
class AvaterUploader < CarrierWave::Uploader::Base

   # Include RMagick or MiniMagick support: 
   #include CarrierWave::RMagick 
# minimagickを使うため
   include CarrierWave::MiniMagick 

#サムネイルの為に画像をリサイズ
 version :thumb do 
   process resize_to_fit: [200, 200] 
 end 
version :thumb50 do 
  process resize_to_fit: [100, 100] 
 end 

あとはデフォルトのまま使っています。
サムネイルは、ユーザー一覧と、ユーザープロフィール用にサイズを二種類作成しました。

画像ファイルを表示するときに、

<%= image_tag @user.image.thumb.url %>

とすると、version :thumb doの方でリサイズしたサイズのサムネイル画像が表示されます。

オリジナルサイズの画像を表示したいときは、
@user.image.url
とすると、表示することができます。

スクリーンショット 2019-05-17 17.59.13.png

少しレイアウトは変えてしまっていますが、編集画面のイメージはこんな感じです。

これでいろんな画像をユーザー画像に設定できるようになります!!
いろんな画像を入れて楽しんでください!

参考文献

【Rails】CarrierWaveとrmagickで画像アップロード機能を作る

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