偽gx.dll を作成して 当時の NP2 ARM版バイナリをそのまま動かす

概要

偽gx.dll を作成して、PocketPC用exeや、SigmarionIII用exeをそのままドライブする。

Brain では HPC バイナリはそのまま動く

Brain では NP2 for HPC はそのまま動くとのことで:

• HPC は 純正の gx.dll を利用していない
• PPC や Sig3 では Microsoft 提供の gx.dll をリンクしている
  って、動かない原因って gx.dll じゃね? 作ればよくね?

GAPI (gx.dll) について

• PocketPC 用のゲーム特化したライブラリ
  • 具体的には フレームバッファ 1枚と キーパッドが利用可能になる

NP2 for HPC が使っている 偽 gx.dll について

• 画面周りは GDI を利用する
• キーパッドは適当に割り振ってある

対応方針

• NP2 for HPC のソースを引っこ抜いて gx.dll を作成する
• それ以外は 当時のバイナリを利用する

偽 gx.dll で動かす版

• gx.dll ダウンロード
  • nise-gapi-20231002.zip 10KB
• 動けばいいレベルな超テキトーな実装

PocketPC 版(QVGA)を動かす

• Brain 1～2世代目向け
• 当時のバイナリをダウンロード
  • np2ppc_081a.zip 361KB

1. Brain のルートに アプリ フォルダを作成
2. アプリ フォルダに 任意(ここでは NP2)フォルダを作成
3. nise-gapi-20231002.zip/gx.dll をコピーする
4. np2ppc_081a.zip/np2ppc/World/np2ppcw.exe をコピーする
5. np2ppcw.exe を AppMain.exe にリネームする
6. 0 バイトの index.din ファイルを作成する
7. BIOS.ROM や FONT.ROM をコピーする

SigmarionIII 版(VGA)を動かす

• Brain 3世代目向け
• 当時のバイナリをダウンロード
  • np2sig3_081a.zip 402KB

1. Brain のルートに アプリ フォルダを作成
2. アプリ フォルダに 任意(ここでは NP2 VGA)フォルダを作成
3. nise-gapi-20231002.zip/gx.dll をコピーする
4. np2sig3_081a.zip/np2sig3/World/np2sig3w.exe をコピーする
5. np2sig3w.exe を AppMain.exe にリネームする
6. 0 バイトの AppMain.cfg ファイルを作成する
7. 0 バイトの index.din ファイルを作成する
8. BIOS.ROM や FONT.ROM をコピーする

実際に動かしてる動画

※マウスはたぶんサポートしてませぬ・・・