はじめに
RabbitMQは、メッセージブローカーとして広く利用されているツールです。メッセージの送受信を効率的に行うための中間層として機能し、分散システムやマイクロサービスアーキテクチャにおいて重要な役割を果たします。本記事では、Dockerを使用してRabbitMQを簡単にセットアップし、利用する方法を紹介します。
前提条件
- Dockerがインストールされていること
- 基本的なDockerコマンドの知識
手順
Dockerのインストール確認
docker --version
RabbitMQのDockerイメージを取得
docker pull rabbitmq
RabbitMQコンテナの起動
docker run -d --hostname my-rabbit --name some-rabbit -p 8080:15672 -p 5672:5672 rabbitmq:3-management
-d: デタッチモードでコンテナを実行
--hostname my-rabbit: コンテナのホスト名を設定
--name some-rabbit: コンテナに名前を設定
-p 8080:15672: RabbitMQの管理コンソールポートをホストのポート8080にマッピング
-p 5672:5672: RabbitMQのAMQPポートをホストのポートにマッピング
以下で動作を確認できる
docker ps
RabbitMQ管理コンソールへのアクセス
ブラウザで以下のURLへアクセスする
http://localhost:8080
デフォルトのログイン情報は以下の通り
Username: guest
Password: guest
これでRabbitMQのセットアップは完了です!Dockerを使うと簡単ですね!