SpringBootの公式リファレンスは、読んでいるだけで初心者にとってはわからない言葉がある。単語や用語の解説を交えたり、公式リファレンスを読んでいてわからない部分を紐解いた、初心者向け記事です。
役立つサイトや記事へたくさんリンクさせていただいています。
SpringBoot概要
Spring Boot とは、設定がほとんど不要で Spring と外部ライブラリを利用でき、規約に従うことにより Spring ベースのアプリケーションを簡単に作成できる事実上標準の Java フレームワークです。
Spring Boot を使用して、Tomcat 組み込みの java -jar で起動可能な jar ファイル、または従来の Tomcat に デプロイ可能な war ファイルを作成することができます。
- Springとは
- 外部ライブラリとは
プログラミング言語に追加される形で提供されるライブラリであり、さまざまな機能や機能拡張を提供するツールのこと
- Tomcatとは
- warファイル、jarファイルとは
システム要件
Spring Boot 3.4.1 には少なくとも Java 17 が必要であり、Java 23 までのバージョンと互換性があります。Spring Framework 6.2.1 以上も必要です。
ビルドツールは、Maven、Gradleのサポートがあり、デフォルトではGradleが使用される。
- javaのバージョン選択について(↓のサイト大変参考になります)
- Spring Frameworkとは(Java,Spring,Spring Framework,SpringBootの関係性を知ると、SpringBootの便利さを感じる↓)
- ビルドツールについて
サーブレットコンテナー
Spring Boot は、次の埋め込みサーブレットコンテナーをサポートがあり、デフォルトでは Tomcat が使用されます。
Tomcat 10.1 (10.1.25 以上) サーブレットバージョン:6.0
Jetty 12.0 サーブレットバージョン:6.0
Undertow 2.3 サーブレットバージョン:6.0
- サーブレットコンテナーとは
Java Servlet(Webサーバで動くJavaプログラムのこと)を動かすときに必要なソフト
GraalVM ネイティブイメージ
Spring Boot アプリケーションは、GraalVM 22.3 以降を使用してネイティブイメージに変換できます。
イメージは、ネイティブビルドツール [GitHub] (英語) Gradle/Maven プラグインまたは GraalVM が提供する native-image ツールを使用して作成できます。ネイティブイメージ Paketo buildpack [GitHub] (英語) を使用してネイティブイメージを作成することもできます。
- ネイティブイメージとは
Javaコードをバイナリ(ネイティブ実行可能ファイル=専用の動作環境が不要で直接実行が可能なファイル)に事前にコンパイル(プログラムのコードを実行可能な形に変換すること)する技術のこと。
上記で言っているのは、GitHubというソースコード管理ツールで提供されているツールを使用して、ネイティブイメージを作成することもできるということ。
詳しくは
インストール
インストールは解説サイトがたくさんあるのでここでは省きます。