2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

Google Colaboで簡単グラフ作成+Gemini AI

Posted at

Google Colaboでグラフ作成

Pythonはそれなりに使っていたつもりですが、Matplotlibには一切触れて来ず、急にグラフを作成することになり困ったことになりました。

しかしGoogle Colaboを使えばあっさりグラフが作れたのでやり方を紹介します。

※データ自体はDataFrameで用意しておく必要があることご留意ください

準備

Google Colaboratoryにアクセスして[ノートブック新規作成]
https://colab.research.google.com/?hl=ja

グラフの日本語がおかしくなるのでjapanize_matplotlibのインストールだけしておいてください。

!pip install japanize_matplotlib

サンプルデータセット

今回はサンプルデータとしてyahoo-financeから1ヵ月分の日経平均データをDataFrameに入れます。

yahoo-financeインストール
!pip install yahoo-finance
サンプルデータセット
import yfinance as yf

code = "^N225"  # 日経225

nikkei = yf.Ticker(code)

# "1mo"で1ヵ月分取得
df_nikkei = nikkei.history(period="1mo")

グラフの自動作成

DataFrameが出来たら出力してください。※printを使わず変数名だけで出力
これだけでデータが表示されます。

データ表示
df_nikkei

ここまででこのような感じになります。

スクリーンショット 2025-02-05 212535.png


それではグラフを作成します。出力されたデータのグラフマークをクリックして下さい。

スクリーンショット 2025-02-05 212600.png


色々なグラフが出てきました。この中で好きな形式を選んで下さい。
(無かったらごめんなさい)

スクリーンショット 2025-02-05 212651.png

ポップアップが出るので[セルを追加]を選んで下さい。

スクリーンショット 2025-02-05 212722.png

実行するだけでとグラフが出来ます。

スクリーンショット 2025-02-05 212833.png


Geminiによる修正

これだけではちょっと物足りないのでGeminiを使って修正したいと思います。
グラフを実行したセルを選択した状態(クリックで選択できます)で右上のダイヤのようなマークをクリック。「コードを説明する」をクリックします。

スクリーンショット 2025-02-05 212912.png


そうしますとGeminiがコードを説明してくれますので、それに返信する形でやりたいことをお願いします。今回は最大値に矢印を付けてもらいます。(入力後に紙飛行機マークで送信)

スクリーンショット 2025-02-05 213143.png


Geminiが修正したコードを生成してくれたら、右上の「コードセルに追加」ボタンをクリックします。

スクリーンショット 2025-02-05 213253.png


最大値へ矢印が追加できました。

スクリーンショット 2025-02-05 213431.png


ちょっとタイトルと被ってるので改行してもらったり、タイトルを修正してもらったり、そういった指示にも応えてくれます。出来上がったのはこちらです。

スクリーンショット 2025-02-05 213756.png

※タイトルなどが日本語だと文字化けするので"import japanize_matplotlib"はコードに追加して下さい。

おわりに

細かい指示などはまだ上手く行かない場合も多いですが、ざっとしたグラフをつくるならあっさりとできてしまいます。Google Colaboは勝手に色々進化しているので勉強しがいがありそうです!

2
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?