あらまし
ソフトバンクさんの報道発表を見て、通信事業者の共通APIというのが気になったので調べてみました。
Linux Fundationでオープンソースとして開発中っぽい。
登録されているAPIはGitHubで管理されている様子。
APIをかいつまんで読んでみた。
往年のClick to call、SMSでワンタイムパスを送る~支払い、ブロックチェインまで色々なAPIがあって面白そうです。
API [family] name | memo |
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Quality on Demand | モバイル接続の遅延とかジッタ等の品質をセットする |
Simple Edge Discovery | 近くのMECを見つける |
Device Location | 緯度経度を取得できそう |
Device Status | roaming 非ローミング サブスクリプションが確認できそう |
Home Devices Quality on Demand | サービスクラスを設定するとDSCP値が設定されそう |
SIM Swap | MSISDN(電話番号)を指定してSIMを切り替える |
Number Verification | OAuth 2.0を使って電話番号を認証する |
OTP Validation | SMSでワンタイムパスを送る |
Carrier Billing Checkout | 支払い |
Traffic Influence | 遅延が短くなる近場のEdge datacenter |
Blockchain Public Address | ブロックチェインのアドレスと電話番号を紐づける |
Identity and Consent Management | GDPR regulationとかの話っぽい |
Device Identifier | 電話番号、IPアドレス、IMEI、TAC等を取得 |
Click to Dial | Webでクリックしたら電話が掛けられる |
KYC Match | モバイルの契約者情報とサービスプロバイダの持っている情報があっているか確認 |
WebRTC | Webブラウザ経由でコミュニケーションが取れる |
Network Slicing | Network Sliceを使う?? |