マテリアライズド・ビューをグループ・リフレッシュしたい

はじめに

マテリアライズド・ビューをグループ・リフレッシュに対応させたあと、実際にグループ・リフレッシュするまでの手順を紹介します。

手順

① リフレッシュ・グループの作成

まずはリフレッシュ・グループを作成します。

EXECUTE DBMS_REFRESH.MAKE(name => 'GRP001', list => '', next_date => '', interval => '');

以下のクエリにより、リフレッシュ・グループが作成できたことを確認します。

SELECT RNAME FROM USER_REFRESH;

RNAME
GRP001

② マテリアライズド・ビューの追加

作成したリフレッシュ・グループにマテリアライズド・ビューを追加します。

EXECUTE DBMS_REFRESH.ADD(name => 'GRP001', list => 'M001');
EXECUTE DBMS_REFRESH.ADD(name => 'GRP001', list => 'M002');
EXECUTE DBMS_REFRESH.ADD(name => 'GRP001', list => 'M003');

以下のクエリにより、マテリアライズド・ビューが追加できたことを確認します。

SELECT NAME, RNAME FROM USER_REFRESH_CHILDREN

NAME	RNAME
M001	GRP001
M002	GRP001
M003	GRP001

③ グループ・リフレッシュの実行

作成したリフレッシュ・グループを指定して、グループ・リフレッシュを実行します。

EXECUTE DBMS_REFRESH.REFRESH(name => 'GRP001');

USER_MVIEW_REFRESH_TIMESテーブルのLAST_REFRESHカラムを確認し、リフレッシュ・グループに所属するマテリアライズド・ビューがすべてリフレッシュできたことを確認します。

SELECT NAME, LAST_REFRESH FROM USER_MVIEW_REFRESH_TIMES

NAME	LAST_REFRESH
M001	3/17/2025, 12:45:38 PM
M002	3/17/2025, 12:45:38 PM
M003	3/17/2025, 12:45:38 PM

環境情報

• Oracle Database 23ai EE Extreme Perf Release 23.0.0.0.0 - for Oracle Cloud and Engineered Systems