前提条件
- Windows の管理者権限を持つユーザーで作業を行うこと
- 作業前に、Ubuntu のデフォルトアカウント名とパスワードをあらかじめ決めておくこと
手順
① WSL 機能の有効化
- [Windows の機能の有効化または無効化] 画面を開きます。
- [Linux 用 Windows サブシステム] にチェックを入れ、[OK] をクリックします。
- 再起動が求められた場合は、指示に従って再起動してください。
[Windows の機能の有効化または無効化] 画面の開き方
- スタートメニューを開く
- すべてのアプリ を選択
- Windows ツール を開く
- コントロールパネル を選択
- プログラム をクリック
- Windows の機能の有効化または無効化 を開く
② WSL のインストール
- コマンドプロンプト を起動します。
- 次のコマンドを実行します。
wsl --install
- インストールが完了すると、既定の Linux ディストリビューション(Ubuntu)が自動的にインストールされます。
- Ubuntu の初回起動時に、デフォルトのアカウント名とパスワードを入力するプロンプトが表示されます。事前に決めた内容を入力してください。
Create a default Unix user account:
New password:
Retype new password:
補足
- 既定では Ubuntu がインストールされますが、別のディストリビューションを利用する場合は以下のコマンドを実行してください。
wsl --install -d <Distribution Name>
環境情報(例)
WSL バージョン: 2.5.10.0
カーネル バージョン: 6.6.87.2-1
WSLg バージョン: 1.0.66
MSRDC バージョン: 1.2.6074
Direct3D バージョン: 1.611.1-81528511
DXCore バージョン: 10.0.26100.1-240331-1435.ge-release
Windows バージョン: 10.0.26100.4652