- Windows 10
- VMware Workstation 14 Player
- CentOS Linux release 7.4.1708 (Core)
という環境のもと、ゲストのCentOSからインターネットに接続するための方法(設定はNAT)をまとめた――というより自分の作業記録ができたので、共有したいと思います。超絶超絶超絶苦労したぜ(´・ω・`)
お断り: ちなみに「ゲストOSから外部ネットワークに接続する方法」については、インターネット上ではさまざまな手法が紹介されています。これは「ゲストOSからインターネットに接続できない」原因が多種多様だからであり、わたしがこれから紹介する方法もそのひとつの対策法に過ぎず、少なくとも唯一絶対の解決策ではありません。要するに以下の方法で問題が解消しなくても、怒らないでほしいということと、あきらめずに別の手法を試してほしいということです(´・ω・`)
➀「スタートメニュー > 設定 > Windowsの設定 > ネットワークとインターネット > 状態 > アダプターのオプションを変更する」の順番に押下します。なお「設定」は下図赤枠の歯車アイコンになります。またスタートメニューは、通常画面下にあるWindowsアイコンを押下する、もしくはキーボードのWindowsキーを押下することで表示されます。
➁「アダプターのオプションを変更する」押下時に表示される「ネットワーク接続」のウィンドウにおいて、実際にインターネット接続に利用しているアダプターを特定し、そのアイコンの上部で右クリックし「プロパティ」を押下します。その後表示される「xxxのプロパティ」ウィンドウでは、まず「共有」タブに移動し「ネットワークのほかのユーザに、このコンピュータのインターネット接続をとおしての接続を許可する(N)」にチェックを付けます。すると「ホームネットワーク接続(H):」のプルダウンメニューが活性化されるので「VMWare Network Adapter VMnet8」を選択し「OK」を押下します。
➂➁で表示した「ネットワーク接続」のウィンドウに戻った後、「VMWare Network Adapter VMnet8 > VMWare Network Adapter VMnet8の状態 > 詳細」の順番に押下すると「ネットワーク接続の詳細」ウィンドウが表示されるので「IPv4 アドレス」の値を記録しておきます。
➃VMware Workstation Playerで、インターネット接続をしたい仮想マシンの「仮想マシン設定の編集(D)」を押下します。その後表示される「仮想マシン設定」で「ネットワークアダプタ」を押下、右ペインの「ネットワーク接続」で「NAT」のラジオボタンがチェックされていることを確認します(別の設定になっている場合は「NAT」にチェックをつけて「OK」を押下します)。
➄ここでCentOSを起動。「アプリケーション > システムツール > 設定 > すべての設定 > ネットワーク > 有線 > 歯車アイコン」の順番に押下します。
➅「有線」ウィンドウでは「IPv4」タブへ移動。以下の通りに設定を行います。
- IPv4(4) オン
- アドレス(A) 自動(DHCP)
- DNS 自動オフ
- サーバー ➂で記録したIPアドレス
- ルート 自動オフ
➆あとは任意の方法でネットワーク環境を再起動すると、ゲストOSからインターネットへ接続できるようになっている――はず(´・ω・`)