PyCharmで仮想環境を読み込む方法のメモです(復唱)。
前提条件
- 以下、仮想環境名が'hoge'であるとします
- PyCharmがインストールされている
- virtualenvにて仮想環境をすでに作っており、
workon hoge
で呼び出せる状態になっている
設定手順
1. 仮想環境のディレクトリを確認する
cdvirtualenv
コマンドを仮想環境下で実行し、仮想環境が保存されているディレクトリを確認しましょう。(筆者はこれを知らずものすごく手間取りました)
# a.仮想環境を起動します
$ workon hoge
# b.仮想環境のディレクトリに移動します
(hoge)$ cdvirtualenv
# c.ディレクトリ名を確認します
(hoge)$pwd
## 筆者の場合、「C:\Users\me\Envs\hoge」と表示されました。
# d.Pythonのディレクトリを取得します
(hoge)$ where python
## 仮想環境と非仮想環境の2つ以上が出てくると思います。手順c.と同じディレクトリに入っているパスを見つけてコピーします。
## C:\Users\me\Envs\hoge\Scripts\python.exe (今回の場合これをコピー)
## C:\Python\Python38\python.exe (これは非仮想環境のもの)
2. PyCharm側の設定
- a. すでに存在するプロジェクトの仮想環境を設定した場合
- (1)プロジェクトを開いている状態でCtrl + Alt + s (あるいは画面上部の「File -> Settings...」)を押す
- (2)「Project Interpreter」と入力。画面に表示させ、右上の歯車->Add
- (3)「Virtualenv Environment」にてExisting Environmentを選択、Interpreter欄に前章1-dのpythonファイルのディレクトリをペースト
- (4)OKを押し、仮想環境を作成
- b. 新しいプロジェクトを作成する際に仮想環境を設定したいという場合
- (1) New Project -> 出てきた画面「Project Interpreter: New Virtualenv environment」を開く
- (2) Locationには開きたいプロジェクトのディレクトリを、Base Interpreterには前章1-dのpythonファイルのディレクトリをペースト
- (3) createを押し、作成を完了
以上!
おわりに
- 自分と同じような初心者の方のお役に立てば幸いです!