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GitLab CI で CI 環境構築

Last updated at Posted at 2015-06-27

以前からCIをやってみたいと思っていて、
最近個人プロジェクトの環境が整ってきたので、
CIの環境構築をしました。

構築前の状況

  • Railsアプリの作成を始めて、最小限の機能ができたところ
  • ソースはgitlab.comのプライベートリポジトリで管理
  • RSpecで一通りテストも作ってある
  • Capistranoでproduction環境へのデプロイもできるようになった

CIサービスを選ぶ

GitHubを使っている場合は Travis CI や Circle CI が選べるのですが、
これらはGitLabとは連携できなさそうで、どうしようかと思っていたら
GitLabは独自に GitLab CI を提供しているようです。

GitLab CIにプロジェクトを登録

https://ci.gitlab.com/
GitLabのアカウントでサインインすると、ダッシュボードが表示されて
自分のプロジェクトの中からCIに登録するものが選べるようになっています。

GitLab CI Runner

プロジェクトを選んで設定を進めていくと、どうやらRunnerというのを
用意する必要があるようです。
説明文にあるリンクを辿っていくといろいろなRunnerが選べるようですが、
普通に Official GitLab Runner をパッケージでインストールすることにしました。
インストールが終わるとRunnerが自動的に起動して、
特に設定などしなくてもそのまま最後まで使えました。

ジョブの設定

プロジェクトの設定に戻ってくると、先ほどインストールしたRunnerがもう使えるようになっています。
この後は実行するジョブを指定していくわけですが、
どうも最近になって指定する方法が変わって、
以前は設定画面で直接指定していたのが、
今はリポジトリ直下に.gitlab-ci.ymlというファイルを作る方式になったようです。
このファイルの仕様についてはGitLabでもまだ検討中のようで、
ちゃんとした説明が見つからなくて困りましたが、
いろいろ試行錯誤して何となく動くものができたので、
ちゃんとした書き方になっているか自信はないですが、載せておきます。

..gitlab-ci.yml
before_script:
  - ruby -v
  - cp /var/rails/MyApp/shared/.env .
  - cp config/database.yml.ci config/database.yml
  - bundle install --path vendor/bundle

rspec:
  script:
    - bundle exec rake db:setup RAILS_ENV=test
    - bundle exec rake spec
  tags:
    - ruby
    - mysql

production:
  script:
    - bundle exec cap production deploy
  tags:
    - capistrano
    - debian
  only:
    - master

その他の環境設定

  • RSpecのテストでMySQLを使うようにしているので、
    Runnerの環境のMySQL用にdatabase.yml.ciを作って、
    テストを始める前にdatabase.ymlにコピーするようにしました。

  • CapistranoはデプロイするときproductionサーバにSSHで接続するのですが、
    Runnerからproductionサーバに接続するときにパスワード認証が発生して
    デプロイがエラーになってしまったので、Runnerのアカウントがパスワード認証なしで
    接続できるようにしました。

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