#はじめに
Railsで開発をする際、コードを書き始めるところまでの準備を書いていきます。
VirtualBox、Vagrantを既にインストールしている状態で話を進めます。
まだVirtualBox、Vagrantのインストールが終わってない場合は、Googleで検索してみてください。
#目次
- Vagrantの初期設定
- Vagrantの起動
- 仮想環境への接続
- 仮想環境の共有フォルダへ移動
- Ruby on Railsでの開発を始める
- 作業終了時
- 終わりに
#1. Vagrantの初期設定
まず、ターミナルでデスクトップに移動する。
$ cd Desktop
そして、「work」という名前のフォルダを作成し、そのフォルダに移動する。
$ mkdir work
$ cd work
その後、「work」というフォルダ内に、「vagrant」というフォルダ名を作成し、そのフォルダに移動する。
$ mkdir vagrant
$ cd vagrant
この「vagrant」というフォルダ内で、Vagrantfileを作成する。
$ vagrant init
これでVagrantの初期設定は終わりになります。
下記のようになっていることを、ターミナルで確認してください。
ユーザー名:vagrant ユーザー名$
#2. Vagrantの起動
続いて、Vagrantを起動していきます。
ここから先は、開発をしていく際に毎回行う作業になってくるかと思います。
Vagrantの起動は簡単です。
以下のコマンドを打ちましょう。
$ vagrant up
一番初めの起動は、ものすごく時間がかかります。
ご飯を食べて、お風呂に入れるかもしれません。
もしかしたら、映画を1本見れるかもしれません。
そのくらいのことをしていたら、気づいたときには終わっていると思います
最初の起動が完了すると、
下の方に、
Your now on Rails!
という言葉と共に、
汽車の絵 のようなものがあらわれます。
これでVagrantの起動が完了しました。
※ 2回目以降のVagrantの起動は数秒で終わります。
飲み物を飲む程度のことはできるかもしれません
#3. 仮想環境への接続
自分のPCと仮想環境に安全に通信するために「SSH接続」を行います。
以下のコマンドを打ちましょう。
$ vagrant ssh
正しく接続されると
[vagrant@localhost ~]$
このように表示されます。
これで仮想環境への接続が完了しました。
#4. 仮想環境の共有フォルダへ移動
仮想環境内の共有フォルダは、/home/vagrant/work
にあります。
ですので、その共有フォルダに移動します。
[vagrant@localhost ~]$ cd /home/vagrant/work
以下のように表示されると、移動できたことになります。
[vagrant@localhost work]$
#5. Ruby on Railsでの開発を始める
Ruby on Railsで新規のアプリケーションを作成する際は rails newコマンド
を使用します。
「sample」というアプリケーションを作成する場合、以下のように打ちます。
$ rails new sample
このコマンドが正しく実行されると、sampleフォルダが共有フォルダ内に作成されます。
VScodeなどでファイルメニューの「開く」または、「Open」を選択し、
「デスクトップ」→「work」→「vagrant」→「sample」を選択して、
sampleフォルダ
を開きます。
ここまでできたら、以下のコマンドを打ち、先ほど作成したsampleディレクトリに移動します。
[vagrant@localhost work]$ cd sample
「work」となっていた部分が「sample」となれば移動できたことになります。
[vagrant@localhost sample]$
以上で、実際にコードを書き始めていくまでの準備が完了しました。
ここまで終われば、コードを書き始められます。
お疲れ様でした。
#6. 作業終了時
作業が終了し、パソコンを閉じる前には、毎回仮想環境からのログアウトと仮想環境のシャットダウンを行った方がよいかもしれません。
このコマンドで、「SSH接続」されているところからログアウトすることができます。
[vagrant@localhost work]$ exit
以下のようになればログアウト完了です。
ユーザー名:vagrant ユーザー名$
次に、仮想環境のシャットダウンです。
以下のコマンドを打つとシャットダウンすることができます。
$ vagrant halt
仮想環境をシャットダウンし、また仮想環境を起動する場合は、
$ vagrant up
からやり直してください。
#7. 終わりに
最後まで見ていただいた方、ありがとうございます。
実際には、忘れたときの未来の自分用に書きました。
間違っているところがあれば、教えてくださると嬉しいです。
これからも、未来の自分のためと私の記事を偶然にも見つけてしまい、見てくれた方のために記事を書いていきたいと思います。