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docker for windowsをWSLから呼び出す

Last updated at Posted at 2019-01-08

はじめに

これはWSLでdocker-composeを動かす環境を構築するためのメモです。
前回、WSLでLinuxネイティブのDockerを起動させるための記事を書いたが、どうやら現在のWSLではiptablesが完全にサポートされてないそうで、起動することが出来ないそうです。
そのため、再度WSLからdocker-for-windowsのデーモンを呼び出すように設定したのでそのまとめです。

環境

  • Windows 10 Pro version 1809
  • WSL Distribution Ubuntu 18.04.1 LTS (Bionic Beaver)
  • Docker version 18.09.0, build 4d60db4
  • docker-compose version 1.23.2, build 1110ad01
  • Docker for Windows version 2.0.0.0-win81 (29211), build 4271b9e

インストール手順

Docker for Windowsのインストール

まずは公式ページを参考にDocker for Windowsをインストールする。
こちらはインストーラを起動するだけなので簡単ですね。
Get started with Docker for Windows

Docker for Winedowsの設定

次にSettingを開いて一部の設定を行う。

  1. daemonを呼び出すためのポートを許可
    GeneralのExpose daemon on tcp://localhost:2375 without TLSにチェックを入れる。
無題.png
  1. imageをpullする際のDNSを設定
    NetworkのDNS Server項目のラジオボタンをFixedに変更(IPはそのままで良い)。
無題2.png

WSLをインストール

Microsoft StoreでUbuntuと検索しインストールします。
自分はUbuntuをインストールしていますが、2019/01/08現在これでインストールされるディストリビューションはUbuntu 18.04LTSです。
自分は他のディストリビューションでは動作を確認していませんが、Ubuntu 16.04LTSでは動作できそうな記事はいくつかあったと思います。

Dockerのインストール

こちらも公式ページのUbuntuに導入する手順に従ってインストールします。
試していないので定かではないですが、自分はDocker for Windowsと同じバージョンをインストールしました。
Get Docker CE for Ubuntu

余談ですが、Ubuntuにはもともdocker.ioというパッケージがインストールされていたりしますが、こちらはUbuntuがメンテしているDockerのパッケージらしいです。
現在公式ではdocker-ceをインストールすることを推奨しているそうです。

Docker for Windowsのdaemonへ接続

WSL上のdockerクライアントからDocker for Windowsのデーモンを呼び出すための設定を行います。
ホーム直下にある.bashrcに定数を追記するため、以下のコマンドを実行します。

.bashrc
$ echo "export DOCKER_HOST=tcp://localhost:2375" >> ~/.bashrc && source ~/.bashrc

docker-composeをインストール

最後にdocker-composeをインストールします。
こちらも例に習って公式ページを参考に進めたらOKです。
Install Docker Compose

以上でインストール終了です。
お疲れ様でした。

まとめ

インストール手順をまとめましたが、できれば早くLinuxネイティブのdocker-composeが動いてくれるようになればいいですね。

参考

参考にさせていただいた偉大な先人達のリンクです

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