1. はじめに
本記事では、GoogleのNotebookLMをソニーのAITRIOSプラットフォームに活用してみた結果について紹介します。
つまり、AITRIOSを使ったシステム構築を考えている方が、NotebookLM先生に聞いて色々教えてもらえるよ、というチャットボットです。
この背景に、自分でAITRIOSデバイスの立ち上げを行っていて、デバイスの登録の際にめちゃ苦労した、という経緯があります。
このチャットボットで皆さんのつまづきがなくなりますように!
〇NotebookLMとは
>NotebookLMは、Googleが提供する生成AIサービスで、ユーザーのメモ書きやアップロードした資料を基に情報を整理し、質問に答えることができる革新的なノートアプリです。
〇AITRIOSとは
2. 注意点
実は現状、NotebookLMは便利にチャットボットだけを共有できないみたいです。
Googleアカウント(Gmailアドレス)を私にお教えいただいて、共有ユーザーとして追加させていただく流れになります。
なので使ってみたい人は、私まで何らかの方法で連絡ください!
(またこのNotebookは、特に許可をとらずに様々な記事やAITRIOS公式ページを突っ込んでみています。)
(ので、怒られたら消えます。)
3. 突っ込んだもの(ありがとうございます!)
・AITRIOS関連Note
・AITRIOS公式サイト情報
ガイド
FAQ(ひとまず「製品とサービスについて」のみ)
4. 結果
う~ん、どうなんだろう?
今後使ってみて更新していく予定。
恐らく公式サイト情報(色々工夫してみてる)があまりうまく読み込めてないかも。
主にNote記事とFAQから引っ張ってくるだけのものになっちゃってるかもです。今後の課題。
7/20 追記
〇新規のデバイス立ち上げにおいて使用してみた結果
・やりたいことに対して、引用元データ示して表示してくれ、かなり開発の助けにはなりそう
・ただしこのチャットボットを使っても、デバイス立ち上げにおけるつまづきが発生
・つまずいた点
1.QRコードの読み取りが困難(角度/近さ/QR表示の大きさ)
かつ、それが写し方のせいなのか、設定などが悪いのかの切り分けがチャットボットを使っても明確にわからない
2.Wi-Fiを5GHz帯に繋ごうとしていた(現状のAITRIOS Wi-Fiモデルは2.4GHz帯専用)。
⇒12含めて、チャットボットが注意点やハマりやすい点を強調して注意してくれるようにするには?やはりFAQ的に初見殺しリストみたいなものを作ってデータソースとして食わせるのが手っ取り早い気がする。
3.「Console の Preview トグルを ON にする」のトグルが見つからず時間を溶かした。テキストベースなので、やはりUI上のココでこうする、という所が弱点といえそう。
⇒UIポチポチじゃなくて、コマンドラインベースな開発ができる方が、LLMの時代にはマッチしてそうな気がする。そっちで上手くやれば、LLMが吐き出した一連のコマンドを一気にコピペするだけでデバイス登録完了とかもできそうな予感。
⇒取り急ぎは、位置とかを意識して回答してくれるように工夫してくれるとか?しかしそもそも、PDFで突っ込んだファイル内の画像を、どれだけ正確に読めてるのだろうという疑問もありつつ...。
>Gemini 1.5 Pro のネイティブなマルチモーダリティにより、スライドやドキュメント内の画像、グラフ、図についても質問できるようになりました。NotebookLM では、関連する場合、裏付けとなる証拠として画像の引用も含まれます。(https://blog.google/intl/ja-jp/company-news/technology/notebooklm-google/)
5. まとめと今後の展望
(結論)
・開発の助けにはなる
・しかしやはりまだまだ、初見殺しな点を全てケアしてくれるほどではない
(思考停止でもデバイス登録してモデルデプロイできるくらい便利にしたい)
・共有方法が一癖あり、拡散性に乏しい
使ってみたい人は連絡ください!
今後も順次更新していきます。
6.追記
ClaudeにもProjectという、ファイルやテキストを学習させてチャットボットを作成する機能あり。
整理できたらまた共有するかも。
↓簡単に比較
「デバイス登録からObjectDetectionして、Microsoft Azureでメタデータを受け取るまでのシステム構築の流れを簡単に説明して」
「API規格書っていっぱいあるけどどう違うの?」
やっぱNotebookLMのが使いやすそうだなぁ
引用もめちゃ詳細だし。。。