あいさつ
皆さんは一昨年の8月ごろの流行りを覚えていますか?
あの「スイカゲーム」が大流行しました。皆さんも一回くらい見たり、聞いたり、遊んだりしたのではないでしょうか?
さて、ところで一度なにかのゲームが大流行するとそれをリスペクトした派生作品が数多く登場してきます。
試しに「unityroom スイカゲーム」で検索してみると100件ほどヒットします。
これらのゲームはただスイカゲームを模倣しているのでは無く、製作者の好みによる画像素材がオブジェクトとして登場し、各作品ごとにさまざまなテーマが存在します。
みなさんも自分の好きな画像でゲームしたいと思ったこともあるのではないでしょうか?
しかし、実際にはプログラミングの技術を持っている者でしかそのようなゲームを作ることができず、自分のゲームを作りたいと思ってもプログラミングの勉強からしなければなりません。
楽に自分好みの画像に変えて遊びたいですよね?
そこから発案したプロジェクトになります。
※注意!! 本プロジェクトは完成しておりません!! 制作過程の日記的なものだと思ってくれると幸いです、、、
はじめに
このプロジェクトは私の所属するC0deという団体の企画の元、ピクシブ株式会社様および団体のOBの皆様の多大なご協力のもと開催されたpixivハッカソンにて建ったプロジェクトです。
約2週間という短い期間の中、多岐に渡るご協力のもと開発をすることができたのでものすごい感謝です。
1.概要?(作る予定だったもの・当初予定していた機能)
先ほどはスイカゲームの話を書きましたが、ゲームシステムがより簡素などうぶつタワーバトルを完成させようと目指しました。
当初予定していた機能として『Webアプリとして作り、画像選択画面からパソコンの中の画像を選択、必要に応じてクロマキーを施し、そこからゲームシステムが完了しているUnityを立ち上げ、ゲームが開始する』というものでした。
自分のパソコンに保存してあるpng画像(透過画像)を10枚持ってくることで10個のオブジェクトによるタワーバトルゲームを想定していました。
2.制作日記
初日
メンバーは4人でプロジェクトを始めることになりました
2人はUnity開発(ゲームシステム構築)、1人は透過する部分の実装、そしてあと1人がUnityとWebをつなぐ部分で役割分担をし、制作が始まりました。
開発前期
Unityの部門はゲームシステムとして、どうぶつタワーバトルを作るということでどうぶつタワーバトルを作っている記事やChatGPTなどを活用し、基礎的な部分は大体完成しました。
しかし、画像透過する技術がどうしても間に合いそうにない、、、
画像透過する部分はあきらめて、まだ実装できていないUnityへの画像入力の部分に2人で力を注ぐことになりました。
画像入力の方は、Unityの外部からの画像ダウンロードに関する記事を見つけては試して失敗、見つけては試して失敗の繰り返しでなかなか前に進まず、、、
OBの方に意見を聞いてみたところ下の記事を紹介され、テストしてみたところようやく上手くいったので別の新しい方針で進めることにしました。ありがとうございます。
方針の変更
Webで画像選択してUnityを開く --> Unityで完結させる(選択画面を用意する)
開発後期
このころUnityのゲームシステムの方は、オブジェクトの回転やスコアの実装、ゲームオーバー・リセットなどいろいろなところで苦戦し、こちらもなかなかギリギリになりました。
しかし、画像選択の方が長いことうまく進まず、ダウンロードした画像をオブジェクトにできるまでに開発期間残り3日というところまできてしまいました。
さらに、大変なことに元々作っていたゲームシステムの中の画像を外部から入手した画像に差し替えることにうまくいかず、中身の部分をかなり変更することになってしまいました。
結果
結果的に完成せず、ゲームシステム側で構成したSampleのものと、外部から入手した画像1枚だけでできるタワーバトルとなってしまいました。
本当はこの状態でもWebGLにしてunity roomにでも投稿したかったのですが、画像選択の部分でエラーが出てしまいビルドすることも出来ませんでした、、、無念。
3.工夫した点
工夫した点というかUnityのゲームシステムの部分はほぼどうぶつタワーバトルを作るということで、今までの経験みたいなところが多く記事にするようなものでもないので割愛します。
ついでに、ここに実際に制作できたものの一部の画像を置いておきます。
↓ スタート画面 ↓
↓ 遊ぶ画面 ↓
また、Unityに外部画像をダウンロードするところの技術・工夫した点については私が記事にしたので良ければ見てみてください。
工夫した点といえばこれくらいですかね、、、
最後に
ここまで長い文を読んでくださってありがとうございました。技術的な部分を書けず日記になってしまいましたが少しでも何かの役に立てば幸いです。
私たちのプロジェクトは失敗でしたが、よかったところもあります。
よかったところの一番は、全員共同開発の初心者でしたが今回のハッカソンにおいて貴重な体験をすることができたことです。
ハッカソン・共同開発自体そんなに頻繁にあるものでもないですし、役割分担をして開発することの難しさみたいなものを知れたと思います。とてもありがたい経験ができました。
初のハッカソンとして楽しいものになりました。
ありがとうございました!