はじめに
@neet_seといいます。
普段はフリーランスエンジニアとして客先常駐の仕事をしています。
今回は直接的に役に立つわけじゃないけど成長する上でヒントになった書籍を紹介したいと思います。
ドラッカーさんに教わった IT技術者のための50の考える力
エンジニアの仕事における考え方や進め方が簡潔に50個並べられています。
段取りや自己管理、コミュニケーション、スキルアップについてまとめられています。
題名にドラッカーと書いてありますが、あまり出てきません。笑
ときたま、ドラッカーの言を借りている程度です。
例えば、「自分の強みを発見し強化することの重要性」はドラッカーが発言がベースとなっています。
シリーズでもう一冊似た本がありますが、私はこちらのほうがオススメです。
仕事の問題地図
仕事で起きる問題をいくつか取り上げています。
図が多く、文章もとても簡易なため読みやすいです。
特にプロジェクトマネジメントやうまくいかない職場はどう改善するべきかといった話は働いていて、よくブチ当たる壁なので「あー、あるある」と思いつつ、読み進めることができ「じゃあ、あのときどうすればよかったの?」と振り返るキッカケになりました。
文句を言うのは簡単ですが、じゃあ解決するにはどうすればよいの?となったときにヒントになる本です。
プリンシプル オブ プログラミング 3年目までに身につけたい 一生役立つ101の原理原則
プログラミングの設計や思想、考え方について書かれています。
例えば、DRYやUNIX哲学、アーキテクチャ設計について等です。
「プログラミング」と題名に書かれていますが、ソースコードは一切出てきません。笑
あくまで「考え方」にフォーカスを当てたいという方針のようです。
なので、ある程度開発の経験がある方向けかなと。
長い目で見ると、これらの考えを自分なりに落とし込むと財産になると思います。
人を動かす
発売されて80年ぐらい立っていますが、未だに売れ続ける自己啓発書の開祖のような存在です。
詳しくないですが、著者のデール・カーネギーはスピーチのセミナーを開いていた人のようです。
エンジニアとして働いていて、一人ですべて完結することはないはずです。
人を動かすためのパターン、NGな行動について書かれています。
悪口を言わない、避難しないなど「当たり前だろ」と思われることが書かれていますが、それらが完全にできている人は中々いない印象です。
エンジニア以前に社会人としてやっていくために必要なことを改めて思い返すにはとても良い本だと思います。
アウトプット大全
成長のためのアウトプット、学び方について書かれています。
アウトプットとインプットの比率や、その方法論について。
著者は精神科医で医学の知識や経験に基づいたことが書かれています。
「やる気は存在しない、行動の後についてくる」という話はエンジニアで言うと「Twitterなんてやってないでコード書け!」みたいな話で刺さる人も多いのではないでしょうか。
アウトプットの重要性は私も日常的に感じていて、記憶の定着性だけでなく自分の考えや知識が正しいか答え合わせにもなりますし、何より新しい繋がりを得るのに有用です。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
技術を身に着けただけでは仕事では上手くいかないこともあると思います。
今回はその点にフォーカスを当てて、よいと思った書籍を上げてみました。
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