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SASの基本構造

Last updated at Posted at 2015-05-11

これは自分のブログとクロス投稿です
#SASプログラミングの基本構造
SASプログラミングには4つの構成によって出来ています。つまり、
・OPTIONSステートメント
・SASデータセット
・DATAステップ
・PROCステップ

です。では、SASプログラム見ながら説明します。
(この例題ではコーラとドクターペッパーのおいしさについてというテーマです)

options ls=80 ps=30;
data water;
input id $ name $ sex $ cola dokupe;
cards;
001 takaaki m 20 80
002 aya f 40 30
003 tarou m 68 93
;
proc print data=water;
run;

##OPTIONSステートメント
例題でSASステートメントはoptions ls=80 ps=30;のところです。これは結果出力の縦幅、横幅を指定しています。lsは"Line Size"
であり64~256の間で指定できます。psは"Page Size"であり縦の行を15~32767で指定できます。

##DATAステップ
例題でdata waterからproc print datta=waterの上のセミコロンまでです。date waterこれはこれから統計処理を行うデータを入れる箱です。なので箱の名前をつけましょう!例題はコーラとドクターペッパーのおいしさについてなのでwaterと名付けました。
(名付け親は自分なのでわかりやすい名前にしましょう。とはいえdata aとかdata bとか名付けると後で大変です)

input id $ name $ sex $ cola dokupe;は箱に入った記号や数字などに名前をつける作業です。プログラムは察してくれませんのできちんと名前をこちらもつけましょう。ここは名付けは特に重要なのでしっかり適切な名前を!!!

cardsからデータ入力ですので特に説明は省略します。データ数が多い場合は別のファイルに保存しておき読み込むのがいいと思います。

例題ではこれくらいにしていますがDATAステップは色々できます。例えば、ドクターペッパーおいしさ得点が90点以上だったらドクターペッパー中毒という決まりをつくりドクターペッパー中毒者が何人いるかや、実は水のおいしさ得点もあり記入しわすれたからつけたそうといったことなどできます。

##PROCステップ
proc printでデータを表示させます。例題だときちんとidに通し番号、nameに名前ときちんとデータが表示されているかチェックします。SASプログラムを作った際は一番最初にproc printを行い、データがちゃんと読み込めてるかチェックしましょう。手入力でデータ入力するとミスはつきものです。
proc print data=water;としてwaterの箱のデータを表示させます。DATAステップでは2つ3つと何個も箱を作ることもざらですのでしっかりdata=と指定しましょう。

そして最後にrun;で実行を指示します。これで完成です。

##最後に
SASプログラムは行末にセミコロンが必要です。わすれずにつけましょう!!!

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