概要
今年1年、WEBエンジニア(主にバックエンド)としてHP制作に携わる中で学んだことや、できるようになったことを振り返ります。
HPといえばSEO
「SEOって上位表示させるやつだよね」くらいのふわっとしすぎた認識だった年始。
知らないSEO用語が出てくるたびに調べ、実装方法も学んでいきました。
メタタグや構造化データの活用
ページのタイトルや説明文(ディスクリプション)を適切に設定すること、構造化データを用いて検索エンジンに情報を正確に伝える技術。
タイトルやディスクリプションにサイトのキーワードを含め、検索エンジンにどのような情報が書かれているサイトなのかを伝えます。
ページ読み込み速度を意識した開発
ページの読み込み速度もSEO対策の大きなポイント。大体読み込みに一番時間がかかるのは画像のため、画像の読み込み速度を意識する。
①画像やアセットの最適化
画像の遅延読み込み(Lazy Loading)を導入することで、ページの軽量化を実現。
通常は画像がすべて読み込まれてからページが表示されるが、Lazy Loadingを利用すると、画像の読み込みを待たずにページが表示されるため、ページが表示されるまでの体感時間が短くなります。
②CDNの活用
CDN(Content Delivery Network)を用いることで、レスポンスを高速化。
世界中の複数の場所に設置されているサーバーにコンテンツがキャッシュされ、ユーザーの一番近いサーバーからデータを受け取れるため、ページ表示速度が速くなります。
サーバー側の知識
証明書の発行や更新を行ったり、サイトへのアクセスログやエラーログを確認したり、Linuxコマンドを使ったサーバー操作は初めての経験でした。
①Linuxコマンドの基礎
sudo, ls, cd, grep などの基本的なコマンドの使い方を習得。
②AWSの操作
EC2でインスタンスの操作、CloudFrontでのCDNの設定、WAFでIPの制限など。
業務上必要な操作はできるようになりましたが、他のAWSのサービスにはどのようなものがあるのか、何ができるのかを勉強する余裕はありませんでした。
終わりに
この一年で学んだことはどれも基本的な知識で、先輩からの指示を「ただやる」ではなく「理解してやる」というレベルまでの成長でした。
来年は今年得た知識をもとに、自らより良いサービスの在り方を提案するステップを目指します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!