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年間300名ぐらい選考をしている面接官が思うエンジニアが転職して給料を上げる秘訣、5選

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ニジボックスでマネージャーをやっています。
面接数は多い方だと思うんですが、やっていると

  • もうちょっと〇〇が△△なら合格にするのになーとか
  • 合格にしたけど、他社からも人気で他企業にとられてしまったー

みたいな経験は星の数ほどありまして、その経験則から、いい転職できるのはこんな人かなぁみたいなものを書いてみようと思います。
みなさんのキャリアアップの一助となれば幸いです

企業ホームページのエントリーフォームから申し込む

全然エンジニア関係ない話なんですけど、転職する際に転職エージェントって便利だし、楽なんですが、あれって企業側は結構払ってるんですよね。いろんなサービスや料金形態があるものの、成果報酬型(入社が決まった時に受け入れ企業がエージェントに報酬を払う)だと、採用した人の年収の 1/3 以上 が相場感だったりします

年収600万で採用したら、それだけで200万チャリーン。その上、面接ではいいと思ったけど、仕事させてみたらポンコツかもしれないし、1年も在籍せずに他社に転職してしまうかもしれないし、、なのに200万ですよ、もうやってらんねーよって話ですよ

10人採用したら、2000万、それだけ追加で利益を稼がなきゃいけないとおもったら、、、
もうやだーーー、みたいな
そこにきて、直接企業にコンタクトとってから来てくれれば、ゼロですからね、ゼロ。
大企業からしたら関係ない金額感なのかもしれませんが、ほとんどの企業が、「採用費ゼロ円」はよだれしか出ない話だと思います

Ruby On Rails技術者である

、、なんというか執筆者のレベルの低さがうかがえる項目が続く気もしますが
これは、転職市場の雰囲気から感じていることです
採用に元気があるのってWeb系なスタートアップ系な企業が多く、そのあたりの企業のサービスはRailsが採用されているケースが多い。ただただ需要と供給のバランスでしかないというところです。新卒から2,3年がっつしRailsやって、リリース経験やスクラム開発経験がそれなりにあります、みたいなだけで500〜600万の年収を提示する企業は普通にあります。ただ、正直インフレ気味であるとは感じています

需要が多い技術を持っていればそりゃ年収は上がりますよということと、ポイントはずれるんですが
触ってる、知ってる、チャレンジしたい気持ちはある、具体的には、

  • チュートリアルをやりましたとか
  • 職業訓練校などで勉強しましたとか
  • 管理画面をRailsで作りましたとか

この辺のレベルだと、年収UPという観点ではあまり評価はされず微妙なラインです

とはいえ、普通に業務やってると管理画面を新しい言語やFWで作ってみるみたいなとこから始めるのが現実路線かと思います。その場合は、Node.js/GoLang/Python/Scala あたりがいいかもしれません。
何が言いたいかというと、世間の需要の多いものを身に着けるにしても、それが中途半端にしかできないくらいなら、そこはもうちょいエッジのきいたものを選択して、新しいことにチャレンジするマインドがあって素晴らしいという観点で評価される方を狙うのもアリということが言いたかったことです

自分の成果物や自分が主担当といえるサービスがURLで存在する

ネイティブアプリの場合はストアのURLでもちろんOKです

自分の実力をアピールする上で実際に動くものを見せるのがやっぱり一番破壊力あります。どの会社もエンジニアの採用面接で出てくる人はゆーても経験豊富な人ばかりなので、動いているサービスをみればなんとなく全体ボリュームは想像できたりするものですし、たとえバックエンドやインフラ担当だったとしても、あると非常によいですね

ちょっと観点はずれるものの、個人ブログやQiitaのURLもいいですね。応募書類の中にURLがあるとテンション上がります

ちなみに、イケてそうでイケてないのがGitHubです。正確にいうと、GitHubのアカウントをみて、「この人すげーな、この人欲しい!」と思うことも当然あるんですが、昨今GitHubのアカウントを見せる人が多すぎて、大半の人が「ふーん」と思う(評価が上がりも下がりもしない)というところです。
後者の人の特徴として、どのリポジトリも全ファイル「3 month ago」とかでdateが同じでババっと作って、コミット履歴が1,2回。アーカイブとして保存してるだけで、もう凍結してるんだねみたいな事が多いです

AWS、パフォーマンスチューニング、Redux x REACT について知ってるっぽく語れる

Web開発事情って、今に始まったことじゃないですが、難しいことあんまりやらないないと思うんですよね。ただ、難しくない反面、技術なり言語なりフレームワークなりツールなり単語なり、やたらめったら数多すぎるし、しかも移り変わり激しすぎるだろって思います
そうなってくるとやっぱ重宝されるのは、フルスタック感なんですよねぇ
で、重要なのは「知ってるっぽく語れる」の方です
フルスタックで各種領域のプロフェッショナルになるのってそりゃしんどいです。じゃあ広く浅くってなるんですけど、

例えば、AWSを例にとった時、

  • D:データセンターの物理サーバしか触っていない
  • C:インフラ担当者が用意したAWA上のインスタンス内でサービスを開発運用している
  • B:加えてAWSのコンソールを触っていて、インフラチームにメンバーとして参画できる
  • A:インフラ担当者に指示が出せてインフラ整備をさせることができる
  • S:インフラチームとしてAWSガリガリに触っているしリーダにもなれる

Sになれればそりゃ言うこと無しですが、BよりはAの方がウケがいいと思います。で、その時にやるべきなのは、一旦自身で触ってみるよりも(これはこれで超重要なんですが)とにかく、職場の人、知人、イベントで話しただけの人だれでも、一分野出来る人と話しておくを繰り返して、面接の場で「知ってるっぽく語れる」ようになって、面接官を騙しちゃおうっていう話です

どんなボールを投げてもなんとかしてくれる感がある

おれはエンジニアなんだ、技術者なんだ、スキルを伸ばしたいんだ、マネージャーとか人の上に立つようなことに興味はないのだ

分かる分かる、心の底から私自身もそう思っています
が、しょうがない、どの国でも大概の企業はマネージャーに高い給料出すんだし。。

で、その理由ってネズミ講的なところがあるなぁと思っていて、上司は仕事なんて全部丸投げしたいんですよ、勝手にやってもらいたいんですよ。
で、勝手にやってもらうなかで、リーダの採用とかもしてくれて、勝手に組織まで大きくしてくれたら、そりゃ胴元ウハウハじゃんっていう

だから、「私は100人部下がいて彼らの管理をしています」っていうのは凄いとは思うけど、この観点では魅力が無くて、自分の業務範囲にラインを引かず、プロジェクトを成功に導くため、それこそ、なんでもやっちゃう「なんとかする力」を持ってる人は超いいんだよなぁと思います

トラブルがあった時にそれを、自分はどう考えてどう改善したかみたいなことをアピールするとよい、みたいなことって、面接のコツとしてあるあるな気がしますが、まさにそういうことかもしれません

あと、例えば新人って、あれこれ細かく教えられないと何もできないですよね。でも、ある程度たつと、分かってきて出来る範囲が広がり、短いオーダーでも「なんとかできる」ようになります。

結局はこの構図の延長でしかないと思うんです

そして、例えば会社のくくりの物事の話になると、いやいやそれは経営者がなんとかする所でしょと自分で「なんとかする」範囲ではなくなってしまうんですよね
つまり、先ほどの新人のところから、くくりを、チーム、プロジェクト、部署、と、どんどん大きくしていった時に、、どこかで自分の業務範囲としてラインをひいてしまうポイントがあるはずなんですね。
そうなるポイントがどれだけ遅いか(スケール感がどこまで大きいところまで自分自身の範囲と言えるか)みたいな事が、大事かなぁと思います

最後に

ちなみに、ニジボックスが欲しい人材という観点では、当てはまる部分もあれば、当てはまらない部分もあったりします
また、これを読んだ人が「行動にすぐつなげることができそうなこと」という観点で内容を選んだこともあり、他にも重要なことはたくさんあると思います
加えて、中途採用なんてタイミングや空気感、相性も重要だったりして、必ずしも、優秀といわれるような人材が転職に成功するわけではありません

ということで、深いことは考えず日々楽しんでいればそれでいいと思います
楽しそうな人って魅力的ですしね

それではみなさん、良いお年を!!

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