はじめに
画像のように緯度経度の座標値のリストがあった際に、座標値の位置にポイントデータを作成する方法を紹介します。
必要ライブラリ
library(sf)
座標値のリストを読み込む
今回は大阪市オープンデータから、防災関連施設ポイントデータ(災害時避難所・一時避難場所)のcsvを使用します。
データをダウンロードしてcsvをRで読み込みます。
input_data <- read.csv("hoge/hoge.csv")
データを確認して、座標値が経度と緯度のカラムに入っていることを確認します。
座標値からポイント作成
sfパッケージのst_as_sf
を使用します。
#座標値から位置座標とCRSを指定
point_sf <- st_as_sf(input_data, coords = c("経度","緯度"), crs=4326)
coords
にて、経度、緯度のカラムを指定します。
crs
にて座標値の座標系を指定します。今回使用するデータの座標値は緯度、経度なので座標系はWGS84である4326を指定します。
地図で描画してみる
mapview::mapview(x=point_sf)