はじめに
nayaaaaです。ここ2〜3か月ほど前からAWS を触っており、現在は無料期間中です。
学習の中で、LBに証明書を設定してHTTPS通信させるには独自ドメインの取得が必要であると知りました。何とか無料か安価に済ませることができないかなぁと調べていたところ、お名前.comを使っている方が多かったので、今回はその流れを記事にしました。
なぜお名前.comを使うの?
本来であれば、AWSのサービスであるRoute53からドメインを取得できます。
ただし、以下の公式PDFを見ても分かる通り、すべて有料です。
個人学習で使うなら、できるだけコストは抑えたいという気持ちになりますよね。
いろいろ調べた結果、お名前.comでドメインを取得し、DNSはAWSのRoute53を使うというのが安価であることがわかりました。(ドメインによっては初年度のみ無料)
私も実際に試してみたので、その手順を紹介します。
お名前.comでドメインを取得する手順
まずは以下のリンクからお名前.comのサイトにアクセスして、アカウント登録を行います。
登録が完了すると、ログイン情報が発行されます。
発行後、以下でログイン
お名前ID:
パスワード:
ログイン後、以下の赤枠部分にお好きな文字を入力して検索します。
使用可能なドメイン一覧と料金が表示されるので、希望のものを選択してください。
最後に、一番下の「すでにサーバーをお持ちの方はこちら」を選択します。
他の選択肢を選んでしまうと、お名前.com のレンタルサーバー契約に進んでしまうので注意です。
※ちなみに、レンタルサーバー契約は初月無料とのことですが、今回はAWSのRoute53を使う想定なので不要です。
- ドメイン取得後の流れ
ドメインの取得が完了したら、次はAWS(Route53)でホストゾーンを作成し、そこで払い出されるネームサーバー(NS)レコードをお名前.com側に登録します。
これで、お名前.comで取得したドメインでも、DNSはAWSRoute53で管理できるようになります。
まとめ
実際のところ、Route53のネームサーバー(ホストゾーン)は無料期間中でも使用すると課金対象になります。
しかし、お名前.comのレンタルサーバー契約に比べると、個人学習のDNSとして最低限の機能を安価に試すにはちょうどいいのかなと思います。
こうした細かい部分のコストって意外と見落としがちで、後から「え~そんなにかかってたの⁉」ってなるんですよね。