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oneWEXにWatson Knowledge Studioのモデルを連携してみた

Last updated at Posted at 2019-06-28

#はじめに
Watson Explorer Analytical Componentの既存機能として、Watson Knowledge Studio(WKS)のモデルを連携し、機械学習によってテキストをエンリッチすることができます。
同様のことが、oneWEX 12.0.2.2 からできるようになったため、試してみました。

(参考)
Watson Knowledge Studio
https://www.ibm.com/watson/jp-ja/developercloud/knowledge-studio.html

Release Notes - IBM Watson Explorer oneWEX, Version 12.0
https://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27050305#new12022

お断り
・WKSの操作についてはここでは解説しません。
・WKSで作成したモデルをoneWEXに連携するためにはモデルをExportする必要がありますが、モデルをExportするためにはWKSの有料ライセンスが必要となりますのでご注意ください。
・WKSでExportしたモデルがあることを前提に試した手順を紹介します。

#WKSのモデルをoneWEXに取り込む
oneWEXのAdmin Consoleにログイン後「リソース」タブに移動。
「アノテーターの追加」をクリック。
image.png

「名前」に適当な名前を入力し、「アノテーター・タイプ」で「機械学習」を選択し、
「次へ」をクリック。
image.png

タイプがWatson Knowledge Studioになっていることを確認し、
「ファイルの選択」でWKSからExportしたモデルを指定する(モデルはzipファイルでダウンロードされるのでそのまま指定)。
ファセット・パスに任意の名前を入力し「保存」をクリック。
image.png

内容を確認し「クローズ」
  基本タブ
image.png
  機械学習タブ
image.png

#コレクションへの適用
Admin ConsoleからWKSモデルによりエンリッチさせたいコレクションを開き「エンリッチ」タブに移動。
先ほど連携したモデルがアノテーターに表示されるため、チェックを入れて「保存」。
image.png

変更を有効にするために索引の再作成が必要なため「はい」をクリック。
image.png

設定は以上。
索引再作成が完了したら結果を確認する。

#確認
Content Minerからコレクションを開くと、設定時に指定したファセットが表示される。
そのサブファセットにWKSでアノテートしたEntityやRelationが表示される。
PART_OF_CARはWKSで車のパーツについて学習させたEntity。
車のパーツが抽出されているのがわかる。
image.png

Relationも同様。
WKSで車の症状について学習させている。
image.png

以上

お断り
このサイトの掲載内容は私自身の見解であり、必ずしも所属会社の立場、戦略、意見を代表するものではありません。 記事は執筆時点の情報を元に書いているため、必ずしも最新情報であるとはかぎりません。 記事の内容の正確性には責任を負いません。自己責任で実行してください。

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