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何でもかんでも「コンソールでやってみない?」2日目

Last updated at Posted at 2023-12-24

わー!Arduinoの伏線回収だ〜!

今回は、Arduinoのプロジェクトに対して、すべてコマンドでビルドから何までやってみたいと思います。

そのために使うのはArduino CLIというものです。

こちらからダウンロードできます。

展開するなりなんなりして、実行できる環境まで持っていってください。
arduino-cli.exeとかarduino-cliみたいなファイルだけにすれば大丈夫だと思います。
分かりやすく、ユーザーディレクトリの上にarduino-cliってフォルダを作ってその中に入れておいてください。

ではここから大事な「PATH通し」という作業を行います。

PATH通し?

ここからはPATH通しという作業を行なっていきます。
そもそも、PATHとはご存知でしょうか。

PATHとは。

一言でまとめるなら「実行ファイルがあるディレクトリの一覧的なやつ」です。

Linuxユーザーのみなさん、パッケージをアップデートするときはなんかコマンド打ちますよね。
そうそう、aptとかyumとかpacmanとかsnapとか。

ターミナルにaptって入れたらaptが実行されますよね。
でも、そのディレクトリにaptという実行ファイルがあるわけじゃないですよね。
じゃあaptがどこにあるかっていう話なんすけど、which aptとかって入れてみましょう。

$ which apt
/usr/bin/apt

どうやら/usr/bin/aptにあるらしいですね。
じゃあターミナルは、何を参考にして/usr/binaptがあるよってわかったのでしょうか。

そこでPATHという環境変数が登場します。
このPATHという環境変数は、実行ファイルがあるディレクトリを一覧でまとめています。

あなたがaptと入力すると、PATHにあるディレクトリ全てにおいてaptって実行ファイルがあるかどうか調べ、あったら実行するみたいなことをやっているのです。

つまり逆を返せば、PATHのディレクトリにある実行ファイルは、どこからでも実行できるというわけです。
じゃあ、このPATHにディレクトリを追加すれば楽だよね〜っていうのがPATH通しみたいな感じです。

ちなみにイメージなんで実際とはちょっと違うと思います。多分違う。

じゃあPATHを通そう

とりあえずLinuxから。

for Linux

雑にいえばPATHという環境変数にディレクトリを追加するだけです。
それにはexportコマンドを使用します。

$ export PATH="$PATH:~/arduino-cli"

わぁ簡単。

一応ちゃんとした説明として、exportコマンドというものがまず環境変数を設定するコマンドです。
今回はPATHという環境変数を$PATH:~/arduino-cliにしています。
この$PATH:~/arduino-cliというののうち、$PATHは現在の環境変数PATHに置き換えられるので、実質的に~/arduino-cliをPATHに追記したという感じになります。
ちなみにコロンは区切りです。

でも、これだと該当ターミナルが閉じちゃうとリセットされます。
じゃあこれを永久的に設定する方法はないものでしょうか。

よく使われる方法として~/.bash_profileに今のコマンドを書くという方法があります。
~/.bash_profileというのは、bash起動時に実行されるコマンドをまとめてるで〜みたいな感じのやつです。
そこに追加すれば、bash起動時に勝手にPATHに追加してくれますよね。
(もちろんzshだったら~/.zprofileとかって別のファイルがあります。)

for Windows

とっても簡単。

みんな大好きエンターキーを押してPATHと入力。
「システム環境変数の編集」を選んで、ユーザーのPathって書いてあるやつを編集するだけです。

じゃあ実際に実行してみよう!

Windowsの方は、一回すべてのターミナルを閉じることを推奨します。

じゃあarduino-cliって入力してみましょう。

すると...!?

まとめ

多分みなさんArduinoCLIがこれで実行できるようになったと思います。
さて、体調不良など相も変わらず冬は忙しいですね。
もうちょっと私もなんとかします。

次回はちょっとArduinoCLIの最低限の環境構築だけでもしてやめます。
日にちがたりないかもおお!!!!!!!

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