サーバーサイドの環境構築
今日は、実際にサーバーサイドの環境構築を行っていきます。
サーバーサイドは、マシンが存在して、OSがすでにインストールされているものとします。
SSHを使って環境構築を行っていきます。
Pythonのインストール
昨日の記事で記載したようにLinuxでの環境構築を想定しております。
Linuxでのインストールは各ディストリビューションのパッケージマネージャーを使用します。
# Debian派生
$ sudo apt-get install python3
# Red Hat派生
$ sudo yum install python3
# SUSE派生
$ sudo zypper install python3
これらのコマンドを使用することできっとインストールできます。
(WindowsやmacOSであれば、こちらからPythonをダウンロード/インストールすることが出来ます。)
とりあえずインストール出来たら、ちゃんと動くか確認してみましょう。
$ python --version
Python 2.7.16
こんな感じに、Pythonのバージョンが表示されれば正常です。
ちなみに、これはRaspberryPiビルトインのPythonなので、バージョンが古いのです。
これから開発していくうえで使うPythonは3.10
以上のものが必要です。
もし、私の環境のように複数バージョンのPythonがインストールされている場合は、pythonXX
と指定することでバージョン指定が出来ます。
$ python3.10 --version
Python 3.10.0
こんな感じに。
以降は、(忘れなければ)python
と書きますので、ご理解いただければ嬉しいです。
プロジェクトの設定
とりあえず、これからBOTを作っていくフォルダーを作りましょう。
$ mkdir discord_bot
$ cd discord_bot
これで、discord_bot
というフォルダーを作れました。
これからはここで作業をしていきます。
もし、Gitの設定をするのであれば、今のうちにしておきましょう。
さて、試しにファイルを作ってみましょう。
$ touch main.py
この拡張子.py
がPythonのファイルとなります。
まずは、適当にコードを書きこんでみましょう。
echoでもnanoでもvimでもなに使ってもいいです。
print('Hello')
っていう感じのコードを書きこみましょう。
# echo
$ echo "print('Hello')" > main.py
# nano
$ nano main.py
# vim
$ vim main.py
そしたら実行してみましょう。
$ python ./main.py
Hello
と、Hello
という文字列が表示されれば成功です。
今回のコードの説明、すなわちPythonの書き方についてはもうちょっとだけ後で紹介します。
ってなわけで...
ちゃんとHello
できたら成功です。
次は、クライアントサイドの開発環境構築をしていきましょう。
そうですね、エディターとかの話です。
自分に合うエディターを選べば、開発モチベも上がります。
というわけで、今日の記事はここまでです。
もしよろしければ記事へのいいねをして、次回記事をお楽しみに!