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ASAのサーバーをdockerで建てる

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概要

 前回最小構成でdockerfileからサーバーを構築してみました。今回は公開されているdocker-composeファイルからARKサーバーを構築しようと思います。

環境

  • Ubuntu 22.04
  • Docker 27.3.1

マシンスペック

  • CPU
    • core i7-6700
  • メモリ
    • 16GB
  • ディスク
    • SATA SSD 1TB

はじめに

 前回に引き続きdockerのインストール等は他の記事に分かりやすく書いてあるので、自分が分かりやすいなと感じた記事を紹介しておきます。

docker-compose.ymlのダウンロード

$ wget https://raw.githubusercontent.com/mschnitzer/ark-survival-ascended-linux-container-image/main/docker-compose.yml

ポート開放

 docker-compose.ymlのportのところを見てもらえればわかる通りに、最初の設定では7777/udp27020/tcpを使うようになっています。なので、その2つのポートを気合いで開放してください。

27020/tcpの方は変えても大丈夫なのですが7777/udpを変えてしまうとサーバー検索の時点で見つからなくなってしまうので注意しましょう

 一応、外部ポートが7777/udpなら何でもいいので内部ポートをルーター設定で変えている場合は変えても問題ありません。 まぁ、これが出来る人はこんな記事読まないでしょうが...

とりあえず起動

$ docker-compose up -d

このコマンドはcompose-docker.ymlがあるところで実行してください。
-dというのはバックグラウンドで実行みたいなものです

$ docker logs -f asa-server-1

-fはリアルタイムでログを表示という意味です
ここでStarting the ARK: Survival Ascended dedicated serverみたいなのが出てたら成功です
もし、Error! 23090的なものが出ていたらもう一回docker-compose up -dをしてあげましょう

設定ファイルを適用する

先ほどのログからctrl+Cで抜けてください。

$ docker cp ./your/path/GameUserSetting.ini asa-server-1:/home/gameserver/server-files/ShooterGame/Saved/Config/WindowsServer

./your/path/GameUserSetting.iniのところはどっかから持ってくるなりvimとかで作るなり気合いでどうにかしてください
一度再起動しないとこの設定は適用されません

とりあえず停止

$ docker-compose down

このコマンドもcompose-docker.ymlがあるところで実行してください

設定を反映

$ docker-compose up -d
$ docker logs -f asa-server-1

同じように起動出来たらさっきの設定が反映されているはずです
Game.iniも変更したい場合は同じ手順で出来ます

バックアップのやり方

$ docker cp asa-server-1:/home/gameserver/server-files/ShooterGame/Saved ./your/path/backup
$ zip ./your/path/backup

 自分はコンテナの中のセーブデータをホストPCにコピーしてzipするシェルスクリプトとcronで定期的に実行しています
 どうやらdockerコンテナのボリュームでバックアップするというオシャレな方法もあるらしいのですが、自分はセーブデータさえ無事ならいいかなって思っているのでやりません
めんどくさいわけではないですからね

終わりに

 dockerは本当に難しいですよね...自分もここまで構築するのに4日かかりました。もし、この記事を参考にしてやってみて詰まってしまったりしたら、コメントで質問ぶん投げてください。自分の分かる範囲で答えます。頑張ります。

参考

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