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【VS Code】Amazon Q DeveloperにAWS環境へSSOログイン&構成図作成をやってもらってみた

Last updated at Posted at 2025-05-15

閲覧ありがとうございます。
昔からある環境や属人的に作られた環境って、「環境はできてるけど構成図がない」こと、あると思います。
本記事では、VSコードを使ってAmazonQ Developerをインストール・SSOログインで接続・環境内リソースを読み取ってdraw.ioで構成図の作成をしてもらうまでの方法を共有します。
Amazon Q Developerについて:https://aws.amazon.com/jp/q/developer/

環境について
VS Codeのターミナル(cmd)を使用しています。
OSはWIndowsです。
AWS CLIはインストール済みの前提ですので、事前にインストールをお願い致します。

構成図作成までの流れ

①Visual Studio Code(以下:VS Code)に拡張機能「AWS Toolkit」をインストール
②VS Codeに拡張機能「Amazon Q」をインストール
③SSOログインを行うprofileを作成
④設定したプロファイルを使ってAWS環境に接続
④Amazon Q Developerに接続した環境内の構成図の作成をお願いする

①VS Codeに拡張機能「AWS Toolkit」をインストール

VS Codeを起動したら、画面左のバーから「拡張機能」アイコンをクリックします
image.png

拡張機能検索で、「AWS Toolkit」をインストールします(未インストールだと青いボタンが「インストール」になっていると思いますので押下してください)
image.png

②VS Codeに拡張機能「Amazon Q」をインストール

①と同様に、「Amazon Q」をインストールします。
image.png

③SSOログインを行うprofileを作成

左のバーにあるAWSアイコンを開き、「Connected with Profile:」欄の詳細ボタンをクリックします。
image.png

以下のような画面が開くので、「Workforce」を選択します。
image.png

Start URLとリージョンを選択します。
image.png

Start URLとは?
SSOユーザでログインする際のアクセスポータルのURL(~startまで)です。
image.png

注意書きのポップアップが出てくるので、「開く」を選択します。
ブラウザで次の画面が出れば成功です。
image.png

VS Codeに戻り、ターミナルを開きます。
下記コマンドを実行します。

aws configure sso

下記の4項目を入力するよう求められるので、

  • SSO session name (Recommended): 任意のセッション名
  • SSO start URL [None]:start URL(/startまで)
  • SSO region [None]: ap-northeast-1(SSOユーザが作成されているリージョン)
  • SSO registration scopes [sso:account:access]: sso:account:access(固定)
    これらを順番に入力してください。
    image.png

ブラウザで下記が面が開かれるので、「アクセスを許可」を押下します。
image.png

VS Codeに戻り、アカウントとロールを選択するように求められるので、お目当てのアカウントとログインに使用するロールを選択します。

次に、CLIの設定をするよう求められるので、以下のように入力します。

  • CLI default client Region [us-east-1]: ap-northeast-1(SSOログインに使用したリージョンと同じ)
  • CLI default output format [json]: json
  • CLI profile name [ロール名-アカウントID]: 任意のプロファイル名を付ける
    image.png

以下の表示が出たら設定完了です!
image.png

以下コマンドでSSOログインします。

aws sso login --profile 設定したprofile名
set AWS_PROFILE=設定したprofile名

set AWS_PROFILE=設定したprofile名 コマンドについて
実施

④設定したプロファイルを使ってAWS環境に接続

Connected with IAM Identity Center欄をクリックすると、Swith Connectionというタブが開くので、作ほど設定した名前のprofileをダブルクリックします。
image.png

ダブルクリックすると、設定したprofileのアイコンが×から鍵に代わると思いますので、鍵アイコンに変わったprofileをクリックします。
image.png

ここまでできたら、左のバーからAmazonQのアイコンをクリックし、AWS Builder IDとの連携を行います。
image.png

連携ができたら、以下の画面になると思います。
image.png

④Amazon Q Developerに接続した環境内の構成図の作成をお願いする
まずは、きちんとお目当てのAWSアカウントと接続できているかを確認します。
「今どの環境と接続されているか」を聞いてみましょう。
image.png
先ほど設定した内容が返ってくればOKです!

それではやっと本題へ。
「アカウント内の「aoki-test」というVPCとその中身について、draw.ioの構成図を作成してください」と依頼してみます。

コマンドの実行について送ってくれるので、確認して「Run」を押下します。

何回か繰り返すと・・・
image.png

draw.io形式で作成してくれました!

作成してもらった構成図をクリックし、保存します。
draw.ioで開いてみると・・・

aoki-test-vpc-diagram.png

ちゃんと作ってくれています(^-^)
(テスト用なのでEC2立てただけですみません)


今回の記事はここまでとなります。

閲覧ありがとうございました<(_ _)>

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