半沢直樹のスピンオフ「半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ 狙われた半沢直樹のパスワード」で不正プログラムを止めるためにsudo kill -9
が発動していました。
実際に上記のコマンドを打つと、Linux上でプロセスを強制終了できます。
bash
$ sudo kill -9 <プロセスID>
実際にhttpdを題材にやってみましょう。
まずはps
コマンドでプロセスの状態を確認します。
bash
ec2-user:~/environment $ ps aux | grep httpd
root 4740 0.0 2.1 418668 21736 ? Ss 15:11 0:00 /usr/sbin/httpd
apache 4749 0.0 1.4 459780 14332 ? Sl 15:11 0:00 /usr/sbin/httpd
apache 4750 0.0 1.4 459780 14332 ? Sl 15:11 0:00 /usr/sbin/httpd
apache 4810 0.0 1.4 459780 14332 ? Sl 15:11 0:00 /usr/sbin/httpd
apache 4831 0.0 1.4 656452 14332 ? Sl 15:11 0:00 /usr/sbin/httpd
apache 4852 0.0 1.4 459780 14332 ? Sl 15:11 0:00 /usr/sbin/httpd
次にkill
コマンドでプロセスIDを指定して強制的に停止します。
今回は上記のうち、プロセスIDが4749のものを止めてみます。
その後ps
コマンドを打って確認すると、4749がいなくなっていることが分かります。
bash
ec2-user:~/environment $ sudo kill -9 4749
ec2-user:~/environment $ ps aux | grep httpd
root 4740 0.0 2.1 418668 21736 ? Ss 15:11 0:00 /usr/sbin/httpd
apache 4750 0.0 1.4 459780 14332 ? Sl 15:11 0:00 /usr/sbin/httpd
apache 4810 0.0 1.4 459780 14332 ? Sl 15:11 0:00 /usr/sbin/httpd
apache 4831 0.0 1.4 656452 14332 ? Sl 15:11 0:00 /usr/sbin/httpd
apache 4852 0.0 1.4 459780 14332 ? Sl 15:11 0:00 /usr/sbin/httpd
apache 4952 0.0 1.4 459780 14332 ? Sl 15:13 0:00 /usr/sbin/httpd
以上のように sudo kill -9
ではLinuxのプロセスを強制停止できます。
おまけ
2020年4月から始まる「半沢直樹」第2期の原作になるであろう『ロスジェネの逆襲』は、新興IT企業を取り巻くストーリーですので、技術的にも面白い展開が見られるかも知れませんね。