時間が空いたので自分の開発したアプリのShortpathブラウザにBufferの機能を追加しました。
Buffer SDKの利用の仕方を解説します。
Buffer SDKの入手
https://github.com/bufferapp/buffer-ios-sdk から入手してください。.aと.hファイルがダウンロードできます。
Xcodeの設定
XcodeでHeader Pathを.hのファイルのディレクトリ、Library Pathを.aのファイルのディレクトリを指定します。
次に以下のフレームワークを設定します。
- AdSupport.framework
- libsqlite3.0.dylib
- Twitter.framework
- Accounts.framework
- Security.framework
- QuartzCore.framework
- SystemConfiguration.framework
- MobileCoreServices.framework
- CoreGraphics.framework
- FacebookSDK.framework
Bufferのウェブページでアプリ登録
https://bufferapp.com/developers/apps でアプリを登録します。
Client IDとClient Secretが発行されます。Client Secretはメールで発行されるのでスパム判定されていないか注意してください。
Buffer SDKでプログラミング
AppDelegateの- (BOOL)application:(UIApplication *)application didFinishLaunchingWithOptions:(NSDictionary *)launchOptionsで以下のコードでClient IDとClient Secretを設定します。
[[BufferSDK sharedAPI] setClientID:@"" andClientSecret:@""];
以下のURLスキームをXcodeで設定します。XXXXはClient IDに置換します。
▾ URL Types (Array)
▾ Item 0 (Dictionary)
URL Identifier (String) com.buffer.sdk
▾ URL Schemes (Array) (1 item)
Item 0 (String) [YOUR URL SCHEME, for instance "bufferXXXX"]
以下のコードでシェアできます。
[BufferSDK presentBufferSheetWithText:@"This is a test." completionBlock:^(NSDictionary *response){
NSLog(@"response %@", response);
}];
初回実行時は、アプリ認証が発生します。Bufferが起動されて認証されます。ですのでiphoneにあらかじめBufferがインストールされていることが必要です。
認証されるとbufferXXXXのURLスキームにコールバックされます。
認証移行は通常にシェアできます。
シェアするメッセージに含まれる長いURLなどはBufferの短縮URLの結果の文字数でカウントされるようです。
http://showrtpath.hatenablog.com/entry/2013/12/29/161402
で同じ内容を書いています。