初めに
タイトルにもあるように、Web開発の実務経験1年半程だった私が
2022年の某月回の転職ドラフトに初参加したところ、まさかの
- 指名18件獲得
- 年収約700万円の内定獲得
を実現することができました。
当初は、せめて指名が3件程きて願わくば年収500万円の内定を獲得できれば嬉しいな・・くらいの温度感だったのでこれは正直かなり予想外でした。
転職ドラフトを実際に利用してみて、非常に素晴らしいサービスだと感じたので、
今回は転職ドラフトでの転職体験と、面接やコーディング試験の対策をどのようにしたのか等をご共有できればと思います。
どの程度のスキル感でどのような指名が来るのか・・等、
転職ドラフトでご転職を考えられている方のご参考になれば幸いです。(転職ドラフト体験記)
なお、こちらの記事は転職ドラフト体験談投稿キャンペーンに参加しています。
※転職ドラフトとは
転職ドラフトは、レジュメを登録すると企業から年収付きで指名が届く、エンジニア向けの転職サービス
一般的なエンジニア向け転職サービスにはない大きな特徴がこちら!!
- 現年収を企業に伝えなくていいので、実力で評価される
- 内定前に年収がわかって、効率的
- 企業からの指名で、リアルな市場価値が確認できる
引用:転職ドラフト公式サイトより
これで完璧!転職ドラフトの使い方マニュアル!
転職ドラフト参加時点でのスペックについて
私が転職ドラフトに初参加した2022年4月時点でのスキル等のスペックは以下になります。
- Web開発の実務経験 約1年半(サーバーサイドメイン)
- 受託開発企業に勤務(プロジェクトは軽微なもの含め5つ程経験)
- 年収400万円弱
- 経験技術
- サーバーサイド:PHP, Laravel
- フロントエンド:JavaScript, TypeScript, Vue.js(CompositionAPI), Nuxt.js, Electron, jQuery, HTML, CSS/SCSS
- インフラ:AWS, Docker, Terraform少々, CircleCI少々, Github Actions少々
- 経験業務
- 詳細設計、Webサービス開発、テストコード実装、DB設計、一部QA、運用保守、仕様書や設計書等のドキュメント作成
- コードレビュー
- エンジニア採用業務(実務未経験者のポテンシャル採用枠)
- カジュアル面談、一次面接の対応
転職ドラフトに登録したきっかけ
- 自分の市場価値を知りたいと思ったため
- 自社サービス開発に挑戦してみたいと思うようになったため
- ハードワークが続いており、体調面等が心配になってきたため
正直それほど自信はなかった
実のところ転職ドラフトに参加したばかりの時は、あまり自分の経験やスキルに自信がありませんでした。
とりわけ自分はずば抜けて優秀だったとは思っていなかったですし、実務経験も1年半程度で
リーダーやマネジメント経験もありませんでした。
なので、それほど多くの指名もいただけないだろう..と思っていました。
いざ、転職ドラフトに参加してみて
では、そんな私が転職ドラフトに初参加してみてどうなったかと言うと・・
初参加でまさかの指名18件を獲得
まさかの指名18件でした。
正直、ものすごく驚きました。
しかも、指名額もMAX730万円という結果に。。
(ポジションは、マネジメント系ではなくメンバークラス)
内心、高く見積り過ぎてません??本当ですか??面接で落とされるパターンかな?と思っていました。
自分の市場価値が想像以上に高く評価していただけたことに嬉しく感じた反面、
果たして選考を最後まで通過し内定を勝ち取れるだろうか?という心配や緊張感もありました。
とはいえ、せっかく訪れたチャンスなので面接などの選考対策はしっかりやって準備することにしました。
ラブコールの反応は良かった
ちなみに、転職ドラフトには「ラブコール」機能というものがあり、クリック1つで気になる企業にラブコールを送ることができます。(メッセージ不要)
1回のドラフト毎に、最大10回までラブコールできるので、入社意欲のアピールのためにも10回全部使い切ってラブコールすることをお勧めします。
私の場合は、ラブコールした10社の企業様のうち、約半数から指名をいただくことができました。
希望年収は未記入の方が良い?
当初は、あまり自分の市場価値がわからなかったこともあり
希望年収は「500万円」で登録していました。
すると、転職ドラフトに参加して3日目くらいから「500万円」ジャストで少しずつ指名が入るようになってきました。
そんな中、他の方の転職ドラフト体験記を見ていると「希望年収は敢えて設定しないようにしています
」という投稿も散見されたため、
私も途中から希望年収を削除して未設定の状態にしてみました。
すると、600万円以上の指名もどんどん入るようになってきました。
もしかすると、企業側から先入観を持たれないためにも、フラットな市場価値を知りたいという場合には希望年収は未記入の方が良いのかもしれません。
(最低限、これくらいの指名額でないと選考を受けない!という基準がある場合は希望年収は設定した方が良いと思いますが)
転職ドラフトに参加してみて気づいたこと
- ポートフォリオは新しく作らなくても問題なかった
- 未経験からのエンジニア転職活動時に作成したもののURL(GitHub)をそのままレジュメに乗せていました。(しかもネット公開は停止してました)
- Goの実務経験はなかったが、Goをメインに採用して開発している企業様からの指名も一定数いただけた
- 自社開発企業が多い
- 上場企業が多い
- 例えば同じ「指名額600万円」でも、企業様によっては求められるポジションがテックリードだったりメンバークラスだったりと結構異なる(企業の資金力にもよる?)
- 思いの外レジュメはしっかり見てもらえるので、アピールできる材料があればどんなことでも書いた方がいい
- 指名期間の初めはあまり指名が入らないが、指名期間の最終日に一気に指名が入る
- 企業サイドにとっては、指名は後出しの方が有利なため最初のうちは他の企業の出方を伺っていることもあるようです
これまでの経歴・スキルで高くご評価いただけた点
特にご評価いただけた点
- サーバーサイド・フロントエンドの双方での開発経験があった点
- 特にTypeScriptの実務経験があったのは大きかったと思います
- 転職ドラフトでは、サーバーサイドとフロント両方ができる人材が欲しいという企業様も多い印象
- サービス立ち上げフェーズから参画〜設計〜実装〜QA〜リリース〜保守運用まで、ほぼフルサイクルに担当した案件の経験があった点
- この点は、指名いただいたほとんどの企業様からご評価いただけました
- AWS,Docker,Terraform等のインフラ技術も実務で経験していた点
- Qiitaに投稿した記事のいくつかが、数百いいねや1000いいねを超えるこができた点
- Qiitaトレンドに入り、Organizationで登録していた前職の知名度向上に貢献できたとして、社長から表彰をいただくことができたエピソードもレジュメに書いていました
- 転職ドラフトでは、テックブログ等のアウトプットで会社の知名度向上やブランディングをしたいというニーズのある企業様も多い印象を受けたので、アウトプットは強みになると思いました
- 作成したドキュメントやプルリクの丁寧さが周りから評価されていた点について
- 仕様の変更があった際は、即座に率先してドキュメント更新するよう心掛けてもいました
プラスαご評価いただけた点
- エンジニア採用業務の経験があった点
- GitHub,Qiita,LT会等でのアウトプットがあった点
- リファラル採用で3人の方に入社いただいた実績があった点
性格面でご評価いただけた点
内定をいただいた2社様からは、内定理由の1つとして「素直な人柄」といった点をご評価いただけました。
この辺りは無意識だったのでどの受け答えが心当たりがある・・というのはないのですが何かのご参考になればと思います
選考結果
18社から指名をいただいたうち、8社に絞ってカジュアル面談/選考に進みました。
最終的に、志望度の高かった2社様から内定をいただいたため他社様との選考は全て辞退し、内定承諾して転職活動を終えました。
8社の選考結果の詳細
※全てリモートでの選考でした
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カジュアル面談 → 一次面接 → 二次面接 → 最終面接 → 内定 → オファー面談
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カジュアル面談 → 一次面接 → 最終面接 → 内定 → オファー面談
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カジュアル面談 → 一次面接 → Web適性検査 → 二次面接通過 → 辞退
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カジュアル面談 → 一次面接通過 → 辞退
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カジュアル面談 → 技術ディスカッション → 辞退
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カジュアル面談 → Web適性検査 → コーディング試験 → 辞退
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カジュアル面談 → 一次面接 → お見送り
- キャリアプランを聴かれた際に、ややミスマッチしたことを言ってしまった感あり..
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一次面接 → お見送り
- 今ドラフト初めての選考で、面接質問の回答の言語化がうまくできておらず撃沈しました😇
選考結果としては、内定企業様2社のうち、1社様から有難いことに年収約700万円の提示での内定をいただくことができました。
しかし、自分のキャリアプラン等を熟考した結果、最終的にはもう一方の企業様の内定を承諾する運びとなりました。
転職ドラフトを利用してみて良かった点
- 自分の市場価値が想像以上に高かったことを知れて、大幅に年収UPを実現できた点
- 自分の現在の年収を明かす必要がないので、年収を上げやすい
- 指名額が提示されているので、効率的に転職活動ができた
- レジュメの登録&審査通過が必要ですが、添削がとても丁寧だった点
- チャットでエージェントの方に転職活動全般についてご相談でき、回答もとても丁寧で参考になった点
- 様々な企業様と面談や選考をしていくうちに、業界やキャリア面について非常に勉強になった点
- 転職ドラフトで転職成功すると、転職成功プレゼント(Appleギフト10万円分など)がもらえるのが嬉しい点
各種 選考対策について
転職ドラフトでの選考内容としては、
- 面接
- Web適性検査(Webテスト)
- コーディング試験
- リファレンスチェック
といったものになってくると思います。(面接のみで完結する企業様が多い印象)
とは言え、転職ドラフトでの転職活動が初めてだったため、どう対策すれば良いのか等不安やわからないことだらけでした。
そこで、私はMENTA(メンタ)というサービスでメンターを見つけ、転職ドラフトでの転職サポートをお願いすることにしました。
転職ドラフトでの転職支援を専門のプランにしているメンターさんはいなかったのですが、
転職ドラフトでの転職経験があり、かつ幅広い内容で転職サポートの面談プランを提供されているメンターさんと契約することにしました。
主に、以下のサポートをいただいたのですが、大変参考になりました。
- 想定される面接質問への回答案にフィードバックをいただいた
- レジュメの添削をいただいた(特に「将来の野望」の項目についてなど)
- 転職ドラフトでの転職活動戦略について
- コーディング試験対策について
- メンターさん自身の転職ドラフト体験を伺った
- 技術質問等対策等への、オススメ書籍を伺った
次に、あくまで私の場合ではありますが、
面接・Web適性検査・コーディング試験でどのように対策をしたかをご共有できればと思います。
面接対策
面接では、面接官をエンジニアやCTOの方が担当し技術的に深く突っ込まれた質問をされるケースが多かったです。
そのため、自分が実務でしてきた実装や、利用してきた技術についてはしっかりと言語化して説明できるように努め、また知識が曖昧と感じる箇所は事前に学習して対策しました。
最終面接は、全てCEOの方との面接でした。
最終面接では、企業研究を重ねていかに入社意欲を伝えられるかを意識しました。
面接でされた質問
※思い出したら随時追記予定..
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定番の質問
- 簡単に自己紹介をお願いします
- 転職理由/退職理由について
- 転職の軸について
- キャリアプランについて
- 志望動機について
- ※全ての選考を通して、一度も志望動機を聞かれない企業様もありました
- 逆に、企業様によってはカジュアル面談の段階で志望動機を聞かれることもありました
- なぜ異業種からエンジニアになろうと思ったのか
- →主に人事面接で聞かれました
- その他、レジュメに記載した内容について深掘りした質問
-
開発・技術系
- 機能の設計で意識していることはありますか?
- DB設計をする上で心掛けていることはありますか?
- DB正規化のデメリットを説明できますか?
- 開発におけるあなたの強みや、得意分野を教えてください
- 今までの開発の中で一番大きかった失敗は?また、それをどうやって乗り切りましたか?
- 障害対応をしたことがある場合、どのように対応しましたか?
- 技術選定をした理由について
- 最近気になっているアプリやWebサービスはありますか?また、特に良いと思う機能はありますか?その機能をあなたが実装するとしたら、どう実装しますか?
- WebサイトにアクセスしてPCのブラウザにサイトが表示されるまでの流れを説明してもらえますか?
- 実務でAWSはどのようなサービスを利用してきましたか?
- Terraformはどのようなディレクトリ構成で運用していますか?また、よく使うterraformコマンドのオプションは?
- 今までで一番大変だった実装はどのようなものですか?
- プルリクを出す際に意識していることはありますか?
- PHPでは、型の定義をしていますか?
-
働き方について
- リモートワークと出社、どちら派ですか?
- 普段、開発メンバーとのコミュニケーションで意識していることはありますか?
- チーム内で意見や議論が衝突したことはありますか?
- どんな人が上司(PMなど)だと働きやすいですか?
逆質問対策(技術面)
逆質問でする質問は、基本的に企業研究をしていてビジネス・技術面で気になった点について質問していました。
なお、技術的な内容の逆質問については、
自分が面接でされた技術質問をそのまま逆質問に使えるのでは?
と思い(例えばDB設計でどんなことを意識しているか?等)、そのまま逆質問させていただいたりもしていました。
技術的な逆質問をすると、その企業様の開発スタイルや技術レベル等が掴めたり、実は技術的な課題も抱えていた・・ということもわかったりで勉強になりました。
Web適性検査対策(eF-G1)
私の今回の転職活動の場合、選考に進んだ8社のうち2社が「eF-G1
」という適性検査のWebテストを採用していました。
今回の転職活動で初めて「eF-G1
」のWebテスト存在を知ったのですが、実際に受けてみたところ
何気に難易度が高く感じました。
事前に対策しておかないと初見殺しな印象。。
ざっくり言うと、制限時間が短いのに瞬発性を求められるような独特な問題をたくさん解かなければいけないテストでした。(問題に慣れていないと時間が足りなくなりがち)
具体的には、
- 図形問題
- 文章問題
- 連想問題
- 展開図
- 判断推理
- 地図の読み取り
などなど・・
幸いにも、eF-G1の各種問題の対策方法やサンプル問題を掲載している記事をいくつか見つけたので、だいぶ参考にさせてもらっていました。↓
参考:
コーディング試験対策
私の今回の転職活動の場合、選考に進んだ8社のうち1社がWebコーディング試験を採用していました。
一般的にコーディング試験では、アルゴリズム系の問題等が出題されることが多いようです。
普段の実務で書くコードとは異なってくる部分もあるので、しっかり対策するならアルゴリズム問題等に挑戦できるWebサイトなどを利用すると良いです。
メンターさんからは、「LeetCode」というサイトを教えていただきました。
コーディング試験対策に結構有名なサイトのようですね。
LeetCodeでのコーディング試験対策については、個人的には以下の記事が参考になりました。
最後に
今回の記事では、私の転職ドラフト体験記や各種選考対策をシェアさせていただきました。
少しでもご参考になりますと幸いです。
転職ドラフトを通して、思わぬ自分の市場価値を知れたり、素敵な企業様と繋がることができたり等なかなか夢のあるサービスだなと感じました。
ちなみに転職ドラフト登録後に、マイページに紹介コード「YBNF
」を入力してレジュメ審査を通過しますと、
以下のどれかが転職ドラフト事務局様からプレゼントいただけるので良ければぜひご活用ください!
- お好きなO’REILLY JAPANの本(税込5500円以内)を1冊
- 転職ドラフトオリジナル ドラフトビール 6本入り
- ACTUSギフトカタログ Straw(ストロー)
- Amazonギフト券 3000円分
最後までお読みくださりありがとうございました!