この記事で伝えたい事は「"-identity-preserve"オプションは後から変更できないらしいから気をつけましょう!」と言う事です。
Snapmirrorには幾つかの種類がありますが、ここではSVM-DR(VSERVER同士での同期)を構成する場合の"-identity-preserve"オプションに関する注意点を記載します。
"-identity-preserve"オプションとは、SVMの設定情報を同期するかどうかのオプションです。同期される情報は下記ナレッジから確認できます。
https://docs.netapp.com/ja-jp/ontap/data-protection/snapmirror-svm-replication-concept.html#サポートの詳細
=>Configurations replicated in SVM disaster recovery relationships
冒頭に記載しましたが、"-identity-preserve"オプションは後から変更できないらしいです。
詳細は下記ナレッジ参照。
https://kb.netapp.com/on-prem/ontap/DP/SnapMirror/SnapMirror-KBs/How_to_change_a_misconfigured_SVMDR_-identity-preserve_setting_to_either_True_or_False
もし設定を間違えてしまった場合はベースライン転送=初期転送からやり直す必要があるとの事。
ただし、ベースライン転送を回避する方法もあるみたい。方法は調査中…