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手動テストケースをエクセルで管理したくないので、yamlに書いたテストケースを Azure DevOps にタスク登録してくれるツールを作った

Last updated at Posted at 2022-02-20

これは何?

典型的な手動テストスイートとテスト結果はエクセルで管理されている事が多いように思います。
私は手動テストに精通しているわけではありませんが、手動テストスイートとテスト結果の管理にエクセルは適していないと思える(後述)部分があります。
また、私自身エクセルが苦手です。
yaml にテストスイート(ケース)を記載して、その yaml を元に Azure DevOps にテストケースの実行タスクを登録するための CLI ツールを作りました。

作ったもの

https://github.com/nnashiki/yaml2devops-cli
https://pypi.org/project/yaml2devops/

pip install して CLI で使ってください。
詳しくは 上記 GitHub Repo の README をご覧ください。

以下の様な yaml の記述(左側)から Azure DevOps 実行タスク を生成します。

(ポエム)手動テストスイートとテスト結果の管理にエクセルは適していないと思える

エクセルを用いた典型的な手動テストスイートとテスト結果の管理は以下のよう様になっていることが多いように感じます。

  • テストスイート毎にシートが用意されている
  • テストケースのマスターとテスト結果が1行にまとまっている
  • テストケース毎に担当者アサイン列が用意されている

上記の様な構造だと以下のやりにくさがあります

テストのマスターとテスト結果の分離の煩雑さ

  • (テストスイートの実行2回目以降)前回実行したシートをコピーして、前回結果を消して..という様な煩雑な作業が発生する
    • テスト実行を重ねる毎にシートが増殖して重くなる、煩雑になる
  • もしくは、テストケースのマスターからテスト結果を書き込むところを作成するオペレーションが必要になる

テストの担当者や進捗状況をセクセルを参照しないと確認できない

  • エクセルでテストの実行結果を管理することになってしまい、テストの担当者や進捗状況をエクセル参照しないと確認できない

関連

リリースした後に気づきましたが DSL を作成している方もいました。
https://dev.classmethod.jp/articles/ktestcasedsl-core/

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