初めに
みなさんSlackのワークフロービルダー、使っていますか?
ワークフロービルダーは、Slackの有償プランでのみ使用できる、簡易的なインテグレーション機能のようなものです
絵文字リアクション、ユーザーのチャンネルへの参加、ボタンの押下、その3パターンをトリガーとし、Botによるメッセージ、フォームを投稿できます
今回はそのワークフロービルダーを使っておみくじを作成します
ワークフロー構造
- おみくじ絵文字リアクションをしてワークフローを開始する
- ワークフローがおみくじの選択肢を提示する
- おみくじ引きたい人が選択肢からおみくじを選んで絵文字リアクションをする
ワークフローとしては1,3の部分、2つを作成する必要があります
1はアクションメニューボタンでも良いのですがなんとなく絵文字リアクションにします
作成しよう
以下のような画面に遷移したら右上より「作成」を押下し、ワークフローを新規作成していきます
この画面が出なかった場合、管理者による権限の付与が必要な可能性があります
ワークフローに名前をつけます
今回は「おみくじ」
おみくじ開始のトリガーを選択します
今回は絵文字リアクションをされた時におみくじが引かれるようにしましょう
チャンネルと絵文字リアクションを選択します
ワークフローは1つのチャンネルに紐づきます。選択しましょう
絵文字リアクションは複数選択可能ですが、今回は「くじ」が選択されたらおみくじ実行としましょう
ワークフローで開始のステップが保存されました
続いておみくじの選択肢を提示するステップを作成しましょう
ワークフローの反応としてメッセージ、フォームが選択できますが今回はメッセージで
メッセージの送信先に「リアクションが使用されたチャンネル」を選択することで、ワークフローが登録されたチャンネルにメッセージを投稿できます
メッセージのテキストにはおみくじの案内を書きましょう
これで1つ目のワークフローの作成は完了です
右上の「公開する」ボタンより公開しましょう
続いておみくじ本体の方のワークフローを作成します
1つ目と同じ手順で作成していきましょう
絵文字リアクションによって引かれるように
1つ目と同じチャンネルに設定しましょう
ステップを追加し、結果のメッセージを設定しましょう
このおみくじでは末吉しか出ません
反応に困りますね
結果はこんな感じ
終わりに
いかがでしたでしょうか
ワークフロービルダー、簡単に作れるのはとてもいいですね
ただ最終的にメッセージを送信することしかできないので、業務のワークフローに含めるのは少々物足りないですね
メッセージの送信時に絵文字リアクションをすることができれば、複数のワークフローを連携させることができそうですが、現状それもできないようです(通常投稿では+:grin:
等で絵文字リアクションできますが、ワークフローでは絵文字リアクション判定されない)
手の混んだことをしたい場合はBotを作り、簡単なことはワークフロービルダーですます、等の使い方が良さそうです