はじめに
私はプログラミング未経験から転職活動を行い、自社開発企業から内定をいただくことができました。
活動経歴等は以下URLよりご覧になれます。
面接の質問を答える際に最も大切にしていたことが、一貫性、ストーリー性のある回答をするよう心掛けたことでした。
本記事では一貫した回答ができるようにするための心構えや方法について紹介したいと思います。
そもそもなぜ一貫した線が必要か
質問に対しての回答が一問一答形式の点であれば散在しており、その人がどんな人か分からずに面接が終わってしまったり、嘘をついている人なのかという採用する上でマイナスな印象を与えてしまうからです。
自身が面接官で採用する立場であれば、面接する相手がどんな人かをまず知りたいと思うと思います。
しかし、相手が脈絡が見えにくい回答をしていると、採用する側としては採用したくてもできないです。
予め定めている採用マニュアルが存在したり、カルチャーマッチする人を採用する、もしくはこの人と働きたいと思える人を採用するといった企業によって採用基準が必ずあります。
その基準に合わせるためにもまず自分がどんな人間かを面接官に知ってもらう必要かあります。
そのため「面接での質問は一問一答形式の"点"で答えるのでなく、ストーリー性のある"線"で答える」必要性があります。
心構え
嘘をつかないことと、どのように自分を魅せていくかを予め決めることが、質問に対しての一貫した回答ができるようにするための心構えとなります。
嘘をつかないこと
嘘をついて話を盛ってしまうと、深掘りされるとどこかで軸がぶれてしまいます。
軸がぶれてしまうと疑問に思われますし、分からない相手だと採用するにも採用できません。
なので正直に話すことをお勧めします。
ただ嘘をつくことと魅せるのは異なります。
表現に創意工夫を行い自分を魅せて自己アピールをしていきましょう。
魅せ方を予め設定すること
人と比べると自己憐憫の陥りやすくなりますが、他の方と差別化する点を魅せることは重要かと思います。
というのも、企業が内定を出すということは、面接にかけるコスト、時間、労力をかけてまでも、未来の投資となる人材を探しているわけですから、それに見合う魅力的な人材を求めていることかと思います。
私の場合は、
・Qiitaで毎日技術のアウトプットを行っていることとTwitterで技術的マインドについて、継続的に発信し積極的に色々な人からレビューをいただき、日々自己研鑽を行っている 等
を面接の中でアピールしていました。
→自走力や継続力などのアピールになるかと思います。
一貫性を出す方法
最終面接官に自分をどう思わせたいかを仮定することが重要です。
私の場合、「この人なら仕事をませても遂行してくれるであろう、信頼できる人材」ということ思っていただくことを仮定しました。
嘘をついてはならないことの矛盾になるのではないかと考えられるかもしれませんが、これは魅せることがと思います。
なぜなら、自分は正直にいてあとは表現で仮定通り思わせるよう工夫するからです。
結果的に判断するのは面接官ですので、そう思ってくださる企業様を私は探していました。
さらに具体的な方法としては
過去のことは実績で答える
数値で答えることには嘘も偽りもありません。
前職や大学での成果を実績ベースで答えて、その根拠として仮説検証のPDCA、ロジカルシンキングを魅せるようにしていました。
嘘偽りもなく、定量的に物事を考察できることをアピールもできますし、また優秀な人材であることをアピールできます。
(私は優秀ではありませんが、前職過去実績等は機密の観点から述べることはできないです。)
一貫性を持たせるには過去の実績には自己分析、未来の展望には企業分析が必要
一貫した回答をしていくには散在した点を線にしていくことを自分でしていく必要があるので、分析が必要です。
過去から未来を一直線にする必要があり、そのために自己分析と企業分析が必要となります。
誰からかレビューもらう
自身が考えたことは主観的ですので、可能であれば誰かに聞いてもらい、客観的な意見をもらいましょう。
友人やキャリアアドバイザー等に聞いてみましょう。
それ以外には面接で聞くこともありです。
面接で感触を確かめ、良さそうかどうかを分析します。
可能であれば企業から面接後や合否後にフィードバックをもらって確認しましょう、
まとめ
面接で、ストーリー性、一貫性のある魅力的な回答するには、心構えと方法があります。
心構え
・嘘をつかないこと
・魅せ方を予め設定すること
一貫性を出す方法
面接官に自分をどう思わせたいかを仮定することが重要
・過去のことは実績で答える
・自己分析、企業分析をする
・レビューをもらう
以上です。