環境
- macOS Monterey
- Homebrew 3.3.9
- pyenv 2.2.3
- VSCode 1.63.2
前提
- ログインシェルはzsh
- Homebrewがインストール済
- VSCodeとPython用の拡張機能(Python)がインストール済み
構築手順
pyenvをインストール
https://github.com/pyenv/pyenvのインストール手順を参考にしました。
Homebrewでpyenvをインストール
brew update
brew install pyenv
zshの設定
echo 'eval "$(pyenv init --path)"' >> ~/.zprofile
echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.zshrc
ここで一旦ターミナルをrestart
依存パッケージをインストール
brew install openssl readline sqlite3 xz zlib
インストールはこれで完了
インストールできるPythonのバージョン一覧
pyenv install --list
バージョンを指定してpythonをインストール
pyenv install 3.10.0
pyenv installすると
configure: error: C compiler cannot create executables
のエラーになりました。
こちらを参考にさせていただき、XcodeとCommand line toolsをアップデートしたら解決しました。
https://charmie11.hatenablog.com/entry/2021/07/20/101528
インストール済みバージョンの確認
pyenv versions
全てのシェルで利用するPythonのバージョンを指定
pyenv global 3.10.0
カレントディレクトリ以下で利用するPythonのバージョンを指定
pyenv local 3.10.0
現在のシェルでのみ利用するPythonのバージョンを指定
pyenv shell 3.10.0
バージョン設定の優先順位は、shell > local > global の順。
現在のバージョンを確認
pyenv version
### venvで仮想環境を作成 venvはpython3.3から標準搭載されているそうです。
cd [/path/to/project] #プロジェクトのディレクトリに移動
pyenv local 3.10.0 #カレントディレクトリで使用するpythonのバージョンを指定
python -m venv [/path/to/new/virtual/environment] #仮想環境の作成
作成した仮想環境を有効化する必要がありますが、VSCodeを使う場合は、自動で有効化されます。
手動で有効化する場合は、
cd [/path/to/new/virtual/environment]
# 仮想環境のディレクトリに移動
source ./bin/activate
# 有効化
停止する場合は、
deactivate
VSCodeで開発環境作成
拡張機能「Python」が必要です。
以降は、インストールされている前提の手順です。
プロジェクトのディレクトリ[/path/to/project]をVSCodeで開く
ファイル > フォルダーを開く
ディレクトリ配下にpythonファイルが無い場合は作成。
例えば、test.py
など。中身は空でも大丈夫みたいです。
pythonファイルを選択すると、自動的に仮想環境がactivateされるようで、VSCodeの画面一番下の青いステータスバーの左側に
Python 3.10.0 64-bit ('[仮想環境]':venv)
のように表示される。
ターミナル > 新しいターミナル
でターミナルを開くと、仮想環境が有効になったプロンプトになっている。
以下で、仮想環境になっていることを確認。
which python
which pip