[Cockpit] KVMにWindows11仮想マシンをインストールする方法
1. 準備
- Windows11のインストールメディアを入手します。
- virtioドライバのISOを入手します。 download virtio drivers for windows.
2. 仮想マシンの作成
Cockpitにログインし、「仮想マシン」タブを選択し、「仮想マシンの作成」ボタンをクリックします。
「インストールタイプ」に「ロカールインストールメディア...」を選択し、「インストールソース」にWindows11のインストールメディアを選択します。「オペレーティングシステム」にWindows11が設定されていることを確認します。ストレージとメモリには、適切なサイズを設定してください。仮想マシンの名前も適宜設定してください。最後に「作成して編集する」ボタンをクリックします。
3. 仮想マシンの構成
概要パネルから、以下の設定がされているか確認します。
- CPU: host passthrough
- Chipset: Q35(pc-q35-8.2)
- Firmware: UEFI
4. 仮想CD-ROM/DVDドライブの追加
インストールメディアとVirtIOドライバのイメージをマウントします。
「ディスク」パネルの「ディスクの追加」ボタンをクリックします。
インストールメディアを選択して、仮想CD-ROM/DVDドライブを追加します。
VirtIOドライバのISOを選択して、仮想CD-ROM/DVDドライブを追加します。
5. ストレージの構成
diskの「編集」ボタンをクリックし、バスを「virtio」、キャッシュを「none」に設定し、保存します。
6. ネットワークの構成
ネットワークインターフェースの「編集」ボタンをクリックし、モデルを「virtio」に設定し、保存します。
7. Windowsのインストール
仮想マシンの構成が完了したら、「インストール」ボタンをクリックし、OSのインストールを開始します。
インストールを進めていくと、インストール先のディスクを選択する画面で、ドライブを見つけることができません。
VirtIOストレージドライバをインストールする必要があります。「ドライバーの読み込み」「参照」の順にクリックし、「CDドライブ(E:)」「viostor」「win11」の順に展開し、「amd64」を選択して、「OK」をクリックします。
「次へ」をクリックして、VirtIOストレージドライバをインストールします。
次にVirtIOネットワークドライバをインストールします。
先程と同様に「ドライバーの読み込み」「参照」の順にクリックし、「CDドライブ(E:)」「NetKVM」「win11」の順に展開し、「amd64」を選択して、「OK」をクリックします。「次へ」をクリックして、VirtIOネットワークドライバをインストールします。
ドライバをインストールしたら、インストール先のディスクを選択し、インストールを進めます。
8. ゲストツールのインストール
Windowsの初期設定が完了したら、最後にゲストツールのパッケージをインストールします。「CDドライブ(E:)」の「virtio-win-guest-tools」をダブルクリックして、インストールします。