numpyを使ってargsortを用いず2次元配列内の数を並べ替える。

指定した列や行を基準に2次元配列内の行や列を並べ替えたい。

Pythonを使って指定した列や行を基準に2次元配列内の行や列を並べ替えるのは、argsortを使えば簡単です。しかしここではargsortを使わない方法も併せて紹介します。

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まずは argsortを使って並べ替えてみる。

argsortを使えば、簡単にできます。

import numpy as np

A = np.array([[-1, 3, -10], [1, 2, 0], [30, -10, 2], [6, 1, 4]])

# print(A)

# 3列目の要素が昇べきの順になるように行を入れ替える。
col_num = 2
A_col = A[np.argsort(A[:, col_num])]
print(A_col)

# 3列目の要素が降べきの順になるように行を入れ替える。
col_num = 2
A_col_desc = A[np.argsort(A[:, col_num])][::-1]
print(A_col_desc)

# 3行目の要素が昇べきの順になるように列を入れ替える。
row_num =2
A_row = A[:, np.argsort(A[row_num])]
print(A_row)

# 3行目の要素が降べきの順になるように列を入れ替える。
row_num =2
A_row_desc = A[:, np.argsort(A[row_num])[::-1]]
print(A_row_desc)

argsort を使わないで並べ替える。

ではargsortを使わないで並べ替えるコードを書いていきます。

3列目の要素が昇べきの順になるように行を入れ替える。

i = 0
while i < A.shape[0]:
    j = 1
    while j < A.shape[0]-i:
        if A[i][2]< A[i+j][2]:
            for k in range(A.shape[1]):
                A[i][k], A[i+j][k] = A[i+j][k], A[i][k]
            j = j+1
        else:
            j=j+1
    i = i+1

print(A)

列を入れ替えるときも同じようなコードです。

3行目の要素が昇べきの順になるように列を入れ替える。

i = 0
while i < A.shape[1]:
    j = 1
    while j < A.shape[1]-i:
        if A[2][i]< A[2][i+j]:
            for k in range(A.shape[0]):
                A[k][i], A[k][i+j] = A[k][i+j], A[k][i]
            j = j+1
        else:
            j=j+1
    i = i+1

print(A)