新しくMacbook Proを購入して、初めてのMacを体験しているのだけれども、自炊した漫画を見る方法がなく、Ubuntuで使用していたComixを使用しようと思って色々ハマりながらインストールした体験記。
あ、Comixは漫画を読めるソフトです。
まずは、http://comix.sourceforge.net/download.html からSourceForgeへジャンプして、ダウンロードを行います。
tar.gzを解凍すると、こんな感じのフォルダ構成になっていると思います。このフォルダへターミナルで移動して、おもむろに
sudo python install.py install
とすると、
Python Imaging Library ... Not found
とかいうエラーが出ると思います。
Google先生のご指南に従い検索を進めて行くと、PILはもういないのじゃ…と言う驚愕の事実に目を背けながらも、その後継であるpillowなるものが互換性を保ってあると言う情報に希望を見出し、意気揚々とターミナルに向かって
pip install pillow
と打ってpillowをインストールするも、
Python Imaging Library ... Not found
のようにエラー変わらず途方に暮れる始末。
もしかしたらもう無理なのでは…?そう思って駄目元でinstall.pyを眺めてみると
try:
import Image
assert Image.VERSION >= '1.1.5'
print ' Python Imaging Library ....... OK'
except ImportError:
print ' !!! Python Imaging Library ... Not found'
required_found = False
と言うチェック処理がある。
自分の端末で
import Image
とやっても、No module みたいなエラーが起こる。
でも、
from PIL import Image
とすると、エラーは起きない。もしかして・・・
try:
from PIL import Image
assert Image.VERSION >= '1.1.5'
print ' Python Imaging Library ....... OK'
except ImportError:
print ' !!! Python Imaging Library ... Not found'
required_found = False
と書き換えてみたら、install.pyのこのチェックは通った!!!
しかしその後、このimport Image
が尽くコケてしまうことに気付く。
対症療法だが、これを一つ一つ修正していったらうまく行くか?
ag "import Image"
検索してみると
src/histogram.py
src/thumbnail.py
src/comix.py
src/thumbremover.py
src/thumbbar.py
src/image.py
src/library.py
出てきやがった!
クロロに追い詰められて後のないヒソカの形相でvimを開いて、ひたすらfrom PIL
を詰め込んでいくだけの簡単な作業を実施。
その後、ターミナルで
comix
と叩けば、
画面が立ち上がった!
動作も問題ないっぽい。良かった良かった。