はじめに
こんにちは、インティメート・マージャーの直人です。
新卒2年目になったばかりの現時点での、主に仕事に対する考え方や姿勢について書いていこうと思います。
私の考え方は、YouTubeチャンネル「桜井政博のゲーム作るには」から学んだことばかりで、この記事内でも多数引用させていただいています。
このチャンネルは「星のカービィ」や「スマブラ」を作った桜井政博さんが、世界中のゲームの面白さを底上げするために立ち上げたものです。
ゲームの話が多いものの、仕事そのものへの向き合い方や考え方、チーム運営のノウハウについても多く語られており、業種を問わず誰でも学びが得られると思います。
何十年も大規模なチームをディレクターとしてまとめ、誰よりも多くインプットとアウトプットを続けてきた桜井さんだからこそ、説得力があり納得させられる内容ばかりです。
1. アウトプット少なくして成功なし
たくさん取り込み たくさん出す
どちらも活発にした方がよいことできそうな気がしますよね?
やる気が出ないことに対して深く考えても意味はないです
とにかくやるべし
手を動かすべし(中略)自らを鍛えるのは あるいは成功に近づくのは圧倒的に手数です
アウトプット少なくして成功なし-とにかくやれ!! 【仕事の姿勢】 より
自分の考え
アウトプットの機会は自分から作らないと意外と少なく、気づけばインプットばかりになりがちです。
私は「アウトプット少なくして成功なし」という言葉にハッとさせられ、機会を意識的に増やすようにしています。
アウトプットの最大のメリットは、情報に誤りがないか調べ直すことで理解が深まり、言語化によって自分の考えが整理され、自分自身にも大きな学びになる点だと感じています。
また、生成 AI を使いこなすには「やりたいことの言語化」が必要なため、そこでも役立っています。
実践しているアウトプット
- Qiitaへの毎月投稿
- 社内LT会での毎月登壇
- 毎日の日報
- 気になったニュースを、要約と自分なりの見解を添えてSlackで発信
2. 日報は自分のことを知ってもらう場である
日報には多大なメリットがありました
その1 自身を知ってもらう
その2 情報共有
その3 アウトプットのトレーニング
その4 進捗確認
自分の考え
弊社では入社後しばらく日報を提出する仕組みがありますが、マンネリ化してモチベーションが下がった時期がありました。
そのときこの動画を見て日報の意義を考え直し、改めて真剣に取り組むようになりました。
特に意識しているのは、「日報は自分のことを知ってもらう場」と捉えることです。
業務内容や改善点だけでなく、趣味や体調、最近考えていることなども積極的に書くようにしています。
日報の内容をきっかけに話しかけてもらえたり、個性が出て読む側も楽しめたりとメリットが大きいと思うので、特に新人の方におすすめです。
毎日読んでもらうために、なるべく 1 枚は画像を入れて記憶に残りやすくしたり、キャラクター性のある生成 AI に感想を言ってもらうなど、工夫もしています。
日報は部下が上司に報告するものというイメージがありますが、桜井さんは上司が他のメンバーへ進捗を共有する手段としても活用しています。
この考え方はチームの風通しや信頼関係の構築にもつながると感じるので、今後も日報を続けていくつもりです。
3. 何事においてもスピードが大切
問題に気が付いたらすぐに誰かに言わなければならない
スタッフなら誰でも もれなくです(中略)相談の為に「どう相談しよう」なんてチームで揉んでいて時間がかかる なんてことも本当にあるんですがそういうこともソンですね
もし相談が早ければロスも少なくて済みます-仕様を変えること 【仕事の姿勢】 より
メールの返答を先送りにすると次の日はもっと苦しくなるはずです
忙しくとも メールがやってきたらその日のうちに処理しましょう!!
自分の考え
何事もスピードが大事だということです。
ここはまだ十分に実践できていないため、今後取り組んでいきます。
「仕様を変えること」では、問題を見つけたらすぐ共有する必要があり、後から「そう思っていた」と言っても良いことは全くないということに納得しました。
また、相談の仕方で悩み時間を浪費した経験もあるので気を付けたいです。
また、その次の動画の「その日のうちに全てこなす」というタイトルの通り、その日にできることはその日中に終わらせていきたいです。
連絡の返信は特に、後回しにすると忘れがちで相手を困らせるので、気付いたらすぐ返信するようにしています。
4. 人に伝えるときはスピードと画像が大切
プレゼンはスピードに他ならない!
ぜい肉をそぎ落とし 必要なことだけ伝えるようにしましょう
写真あるいは図が1枚
そして文章が2行
1ページ ひとつの説明項目に対してこれだけで済ませています(中略)プレゼンでは文章をただただ読み上げるというようなことはしません
画面に長く文章が出ていてそれを読み上げるだけのプレゼンってイライラしますからね-企画書の書き方 【仕事の姿勢】 より
自分の考え
プレゼンや企画書を書くことはほとんどありませんが、人に何かを伝える際の考え方として非常に参考になりました。
「プレゼンはスピード」では、桜井さん自身が 1 本 3 分前後というテンポの良い動画で体現しています。
無駄を削ぎ落として必要なことだけを伝えるためにはアウトプット力が必要だと感じるので、見習って実践していきます。
「企画書の書き方」からは画像の有用性を学び、チャットで質問するときや何かを伝えるときに文章だけでなく画像を添付するようにしています。
写真や図があると相手の理解スピードと深さが一気に増し、印象にも残ります。
最近は生成 AI で簡単に画像を作成できるので積極的に活用したいです。
5. 誰かのアクションにはリアクションを積極的に行う
せっかくプレイヤーがアクションをしたのにゲームのほうがノーリアクションではちょっと寂しいです
自分の考え
動画の内容は、ゲームのボタンを押したらなにかしらリアクションがあるべきというものです。
この動画から、人は行動を起こした際に反応があると嬉しいものだと学びました。
以来、特に後輩が何かをしたときには積極的にコメントするよう心掛けています。
社内で新しいことに挑戦しても反応がなければモチベーションが下がり、成長が止まってしまうかもしれないと考えています。
新卒 2 年目という立場を活かし、なるべく何でもポジティブな反応をするようにしています。
また、Slack にはチャットにスタンプを付ける便利な機能がありますが、私は多数のスタンプより 1 件のチャット返信の方が印象に残り嬉しいと感じるため、なるべく文字で反応しています。
6. 人に話す前にまずはなんでもやってみる
企画は頭の中でどんどんふくらませていくものです
大きくするというよりは力をかけてグッと中身の力を増していく
だけど人間は人に話すことで満足してしまいます
つまり圧を適度に抜くことで中身の力が抜けてしまう(中略)ブレインストーミング後にまとめさせられる仕様書より自身が誰にも言わずガマンして描き上げる仕様書の方がグッと熱量が高いことと思います
自分の考え
面白いことを思いついても、人に話して満足し、結局何もしなかった経験はありませんか?
動画では企画書を例に挙げていますが、この「内圧」の考え方は何事にも当てはまると思います。
私の場合は具体的には、Slack で AI 関連のニュースを発信するとき「この AI を使えばこんなことができそう」ではなく、実際に試して「こんなことができた」と体験談として共有するようにしています。
新しいことに挑戦しようと思った瞬間が最も熱量が高いので、その勢いのままガス抜きをせず行動に移すようにしています。
7. ネガティブは具体的な方向性を持った燃料にする
「仕事をしてもあんまり意味が無いな」とか「毎日が面白くない」とかそういうことを思うたび 何かに表してしまうたび 実際にそうなっていくものだと思っています
(中略)ネガティブなことがあるならそれを改善していこうという気持ちに持って行くなら 逆に効果が上がります
具体的な方向性を持った燃料になりやすいのではないのでしょうか
自分の考え
ネガティブなことを口にするたびに実際そうなっていく、と私も感じます。
何事もポジティブに考えるのが正解というわけではなく、ネガティブを「改善のための燃料」として具体的な行動に移せるのではないかという話に深く納得しました。
会社やチームなどに何か思うことがある場合、内圧の考えと一緒で誰かと愚痴を言い合ったら満足してしまい、なにも行動せず根本的な解決にはならないのではないでしょうか。
思うことがあるなら、実際に解決するために行動していきたいです。
8. カラダも大切に
正直人はカラダに悪いことが大好きです
だけど運動するのとしないのとでは明らかに仕事能率にも差が出ます
自分の考え
この動画を見て、「やっぱり運動は大事だ」と思ってチョコザップに入会しました。
約半年前から、なるべく週 2〜3 回通うことを継続していますが、集中力が長続きするようになった気がします。
桜井さんはゲームしながらエアロバイクを漕いでいるとのことで、私も取り入れたいと思っています。
おわりに
もっとたくさん紹介したい動画もありますが、特に今の自分が大切にしている考え方をピックアップしました。
特にアウトプットの大切さは痛感したのでこれからもどんどん発信していきます。
週刊ファミ通のコラム連載が単行本化されているので全て買って読んでいる途中なのですが、20年以上前から大部分の考えは変わっていないようで本当にすごいなと改めて思っています。
最後に、インティメート・マージャーでは新卒から中途まで、幅広く採用を行っています!
少しでもご興味を持っていただけた方は、ぜひ採用ページもご覧ください!